夏の朝の空気は今朝も重い

夏の朝の空気は今朝も重い

超越的現象学

 ただいま午前4時前、蒸し暑い朝です。窓を開けサーキュレーターを回して早朝の空気を入れていますが、さすがに爽やかな空気とは言えず(ハハ)まとわりつくような冷たい空気です。目の前の湿度計は70㌫を指して温度は28度近くありこれぞ日本の夏というところ。今そとでは誰かが静かに車のエンジンをかけ出かけていきました、朝早くからの出勤ご苦労様です、それにしても最近の車はとても静か、燃費だけでなく騒音も確かに小さくなりましたね。ガソリン価格は相も変わらずリッター170円くらいしていますが、それでも車の台数はあまり減る様子もなく、生活が変わらないということは選挙結果は観ずとも変わらない、ということになりますねアハハ。そう今朝は別に選挙結果を確認するために早く起きたわけではなく、蒸し暑い不快な夏の朝の空気に起こされてしまいました。例年だと梅雨明けは20日ごろですので今頃は梅雨末期の大雨の時期ですが、今のところどの地域も大事には至っていないので蒸し暑さくらいは我慢しなければ罰が当たるのかもしれません。そして与党の皆さんおめでとうございます、安倍さんの弔い合戦は狙い通りの結果だったということで、国民はこれまで通り与党の経済運営に期待しているという結果?、それとも国防費を上げ戦争に備えろ、ということなんでしょうか、しかもそれはこの国が所謂私の言う<否定の原理>が今も生きているということを安倍さんが証明して見せてくれたということになるでしょうか。安倍さんが生きていたらきっと大喜びしたと思います。今でもどこかでこの結果には満足しているかもしれませんね。これから日本は何処に向かっていくのでしょうか、もう年寄りの出る幕ではないということで、口出しはしないことにします。昨日TVのBS松竹でチャップリンの「殺人狂時代」をやっていました。「一人を殺せば犯罪者だが100万人を殺せば英雄だ」という有名なセリフ、折しもウクライナ侵攻ではその通りの映像が毎日送られてきます。そして世界中が安部さんの死にお悔やみのメッセージを送ってきました、まさに「一人を殺せば・・・」の世界です、その中で、中国の習主席が「安倍総理は日中の平和のために寄与された」と言っていました。毎日尖閣の付近に艦船をだして日本の神経を尖らせている一方で、人の死は不思議な言葉を引き出すものです、これからウクライナはどうなるのか、世界中が混乱していて全く関係のないスリランカが破綻して不安定さが更に増しています、そこに向けこの選挙結果で日本丸は何処に向かうのか、少なくとも良い方向を向いているようには私には見えません。願わくば今とは別の方向に舵を切ることと、これからこの国が民主主義立国として偏ることなくより弱い立場のもの幼きものに優しい国になることを切に願いながら、朝の散歩に行ってこようと思います。では今日も1日お元気で。<それにしても選挙までも歪めてこんな茶番劇をやっていると日本は本当に終わってしまいそうだナ ―日本人の目はともかく世界の目は節穴ではないぞ、なんたって「韓国ドラマ」は世界中で見られているからナ(なんのこっちゃ)―>。

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2 years ago
あさげピアノハウス
あさげピアノハウス
1 year ago

日本人としての新たな文字の必要性

 私たち(人間)はどれだけ真実を知っているのだろうか?、以前私は言葉は所詮事の端でしかないとブログに書いた、言葉を話し書けるから人間が最も真実を知っていると思い込んでいるのではないか、それはこの国の歴史について私がこれまで書いてきたことをお読みになった人はそれにおそらくと同意されていると思うが、むしろ言葉など持たないあるいは文字など持たない人間以外の生き物の方がよほど真実をしっかり見つめているのではないかと思う。これまで人間のテクノロジーや歴史が間違っていなかったら、これほど地球を痛めつけることもなかったはずでそれは人間が真実を極めてきたという錯覚を見事に打ち破って見せた。そういう人間の思い込みは全て文字と言う記憶に刷り込まれ歴史に刻まれてきた、この前のブログにも書いたが日本の歴史は主に支配者の歴史であり被支配者の歴史はほとんど無視されてきた、その偏った概念が文字に刷り込まれ歴史教科書によって人間に刷り込まれてきたのだ。今その歴史によって持続不可能になりつつある地球を救うためにはそれを質す必要があると私は考える、つまりこれまで歴史を作り上げてきた支配者の概念は人間の持続性を否定するものだということを改めて私たちは認識する必要があり、今アメリカが政治的にも文化的にも非常に混乱しているのはその為であり、その国に付き従う日本は更にその悲劇を味わうことは必至で、このままでは日本に未来がないのは今の不安が決してただの杞憂ではないことを意味する。この危機を乗り越え私たちの子孫に未来を約束するためには今日本は変わらねばならない、それをつべこべ言い募っている余裕はもはやないと私は考えている。そしてこの歴史を変えるために言葉の歴史を変える必要があると思う、これまで私は日本の否定の歴史の経緯をずっと説明してきた。もしあなたが私の意見に賛成されるのなら、この考えにもぜひ賛同されたい、そして真実こそ人間が生き延びるためにはそれを見誤らない人間の生き方が必要であると、何故ならこの歴史において最も危機を乗り越えたのはあのバカでかい恐竜ではなく最も弱い生き物である事実を私たちは知っているからであり、それがこのデリケートな地球で生き残る唯一の術だと思うからである。弱い者が知恵がないという間違った概念こそ人間が歴史を誤ってきた真実であり、人間は決して強くはない、その事実を否定してきたこれまでの人間の在り方自体が間違っているのだ、そのことを私たちは今地球の姿から学び直さなければならない、そして人間の生き方も変えることが必要で、そのことに誰しも異存はないだろう。

1 year ago

今年のタケノコは可愛い

 今年はタケノコの当たり年だそうでスーパーには竹のザルに載せられたタケノコが載せられ売られていた、裏年は国内産は滅多にみられずほとんどが中国産の既に水煮にされ真空パックに入ったものしかないので、皮付きのあの可愛い姿を見るとすぐに飛びついて買いたくなる、私はタケノコが大好きで、実家にいたころは母の生まれた家の裏山が竹林で若竹を一本貰ってきて自分の家に裏に植えて、タケノコが出来るのを楽しみに待ったがついに学校を卒業する時までそこから生えたタケノコを食べることは叶わなかった。だから今でもタケノコシーズンになると必ず買ってタケノコご飯を食べる、本当に新鮮な採ったばかりのタケノコはアクがなくそのまま米に入れ炊くことが出来るが買ったものは少なくとも2,3日は経ってしまっているので切り口から既に白い灰汁がにじみ出ている、それを一番大きな鍋に皮ごと入れ重曹を大匙1,2杯と一緒に茹ですぐに流水で冷やしながら皮をはぐ、すると中身は情けないほど小さくなって私の手のひらに載ってまるで生まれたばかりの子猫のように丸くなる、それから一口サイズに切ってコメと一緒に炊き上げるとなんとも言いようのない匂いが立ち上る。その一口を食べる瞬間の至福はどんなご褒美をもらう時よりうれしい、シャキシャキとして口の中で小気味よく切れていく春の贈り物は他の春の野草とは比べ物にならない存在感があり、未だ少し残るアクの苦みと共に私に生きる喜びを与える。そう今年は一本600円くらいの割と小型のタケノコだったがその小さな姿が次に見られるのは再来年になる、若い時にはなんとも思わなかった年越しの再会が決して確実でなくなるこの年になると、この世で最も好きな食べ物が果たして次に食べられるかどうか、それさえもがこの命の尊さとなって私に迫ってくる小さなタケノコの食感となって。

1 year ago

パンドラの箱の中身

 いよいよ福島第一原発のトリチゥムが残留した排水が放出される、IAEAの事務局長はアメリカのメディアの取材に対して「IAEAは決して放出を推奨しているわけではない」と苦しい弁明をしていた。日本政府から大金を拠出してもらっている立場上「ダメ」だとは言えない、と言うホンネを漏らしている、しかも処理が済むまで現場で監視し続ける費用も日本の拠出であることは間違いない。しかし日本だけでなく原発を持つあらゆる国は同じ方法で排水を処理している以上フクシマの排水だけいくら大量だからと言ってダメだとは言えない、と言うことだろう。もちろんトリチゥムがほかの放射性物質に比べ安全だからというわけでは決してないのは法定の何百倍にも薄めて排出するからという理由の筈で、でなければ薄める必要などないのは当然で、それは日本だけでなくあらゆる国の排水でも同じ。因みに私が読んだ参考文献によるとトリチゥムを除去するグローブボックスを製作し実際にトリチゥムを除去した実験が行われていたがそれが実際にフクシマで行われたのかどうかや実用に際してどのような効果があったのかなかったのかは分からないが実験結果からだけ見るとトリチゥム除去はできるとあった。しかし現実に世界中の原発からトリチゥムが排出されている事実から、その技術は極めて難しいことが予想できる。そしてその実験から分かるのはトリチウムが容易にガス化され水に溶けるだけでなく容易に空気中に拡散しやすい物質でそれが生物の体内に入り内部被ばくを起こすものであることも理解できた。そんな扱いが今の技術ではとても難しいものが副産物として生成される核物質をエネルギーとして利用するのは今の人類の科学技術では不可能でありながら、使うこと自体に無理がある、しかもそれを戦争の武器として使うことは人間の自殺行為以外の何物でもない。やはり核は決して人間のアンダーコントロール物質ではないことはこのトリチウムの排出だけとっても安倍元総理の言葉は合理的根拠のない言葉だった、と言える。しかも現実に核物質は放出され続けている、その生物学的影響は人間だけではなく地球上の全ての生物に対して未来的に計り知れない、ロシアのプーチン氏は何かの折につけ核を使用するという言葉を使うが、正直今人間は退行現象を起こしつつあることは度々ブログで指摘してきた今、もしウクライナの戦争が拡大していけば、その可能性は決して言葉だけのものでは済まないほど人間は今劣化していると私は思う、その核がもし国家ではなく特定の個人の手に渡りどこかで使用される可能性は今の人類の在り方から見れば十分にあり得るのではないか?、それは人類の自滅行動に直結しかねない。NATO会議が現在開かれていて岸田氏も喜び勇んで出席しているが、一方だけの結束が人類の平和を保障する時代ではない。この究極の共食い行動はどんなことがあっても避けなければ人類の明日はないと私は警告したい。

2 years ago

もうムダな説明は要りませんね

 皆さん御覧の通り、マイナンバーカード一枚にして日本政府の統治能力の欠落がこれほどはっきり表れたものはないでしょう、たった一枚のカードすら管理できない政府とは何なのか、それは政府の実態がない証拠であり、バラバラな無責任組織の集まりでしかない、しかも勝手に作っておいて原発事故の原因結果と全く同じことです。その原因は責任を取る所在が存在しないからであり、これが戦争に負けた原因そのものでもあります。この実体のないただタテ組織が何となく集った人たちの集団を日本政府と言っているにすぎません。そしてまた物事を非民主的な数の力で非科学的に強引に進める原因でもあります、それは国民を説得できる自信がないからです。どんなに組織を増やし膨らまそうとその実態のなさは変わらないのです、ですから税金も使い放題、借金も膨らみ放題、最後の手段は統治能力(カード)の不備を隠し、開き直って権力で恫喝することだけです。この実体のない政府は敗戦時の政府のようにいつの間にか蜘蛛の子を散らすように消えてなくなり日本は崩壊(自己認識能力“アイディンティティ”の欠如文化)するのです。それでもこのまま続けますか?。そしてこの責任のない集まりに私たちの運命を預けられますか、真剣に考えてください。そうしないとまたあの悲惨な敗戦を繰り返すことになりますよ。マイナンバーカードはその意味で良い事例になりました、この統治能力のない政府を、制度を続けていくと日本は崩壊します、それだけは覚悟のうえでこの体制を続けていくのなら、私はもう何も言いません。どうぞお好きに、この悲劇が私たち国民の一人一人に直接かかってくる現実をどうぞマイナンバーカードで味わってください、それがいざ戦争になればあれほどの悲惨な結果になることだけはどうぞ忘れずに。

11 months ago

世界と日本の政治が見えた

 フランスの選挙は予想を裏切り左派連合の優勢勝利に終わり、マクロン政権はいづれにしても衰勢を余儀なくされる結果となった、マクロン氏が当選した当時私は中道の彼は左右どちらからも攻撃され苦労するだろうと予想した、余程強い意志を持って政治行動を進まない限り中道政治は右左の攻撃にさらされやすいのは当然のことで、彼の前の右寄りのサルコジ政治を懐かしむ勢力は当然難民政策に不満を抱いていることは分かっていたしその前のジスカールディスタン氏の左派政治擁護者はマクロン氏の年金改革にノーを突きつけたことが今回の選挙を最も説明しやすいものといえる、そこには日本の政治との決定的な違いがあり政治は国民が作り育て上げるものという意識が、今回の選挙を可能なことにしている。政治は与えられるものではなく国民が作り自らの意思で行うものだというかつての革命の経験がこの選挙を可能なものにした。アメリカは当然左派の勢力拡大に驚きと困惑を見せているが、ここに書いたようにフランスでは交互に右左の政治を代わる代わる行ってきたのだ、マクロン氏の中道政治はしかしこれまで経験がなく、その不満が今回の騒ぎになったが、やがてフランスはこの混乱の経験から再び中道の道に戻っていくだろう。アメリカのように右翼に二つもエンジンが付き左翼には一つもない飛行機では今回のような結果になることは歴史的必然だったと言えるだろう、しかも外側のエンジンは今逆噴射さえしている。右も左も強すぎると真ん中の胴体は真っ二つに割れるし、右だけならいづれ墜落する。さて日本だが最初から翼がない飛行機は国産ジェット機ではないが空に舞い上がれない、地上をはい回る以外にないではないか、本当の政治は国民が自ら羽根を作りそして飛び立たないと広い視野は持てない、それはハテ何時になることか。

1 year ago

地検裏金捜査の意味と武蔵野市長選

 東京都武蔵野市長選挙、新聞には「逆風をついて自公推薦の候補当選」とあった。わずかな投票差でも勝ちは勝ちだ、ただ投票率が5割を割っている中での差というとかなり民主主義の在り方としては大きな問題ではないか。つまり全体の数字から見ると5割を割ってしかもそれがわずかな数字で勝ったとなれば当然接戦なので勝った候補と言えどその得票率は25㌫も割っていることになる、それが選挙の意味が問われることがないこと自体、今自公の政府の支持率から見ても選挙で勝てる矛盾に対する何の説明にもならない。どちらかの数字がオカシイことにならないか?、しかも候補者は二人で最初から投票率が半数以下なら本来その投票は無効にならないとおかしい。何故ならそんなに人気がない候補者なら最初から候補の選び方に問題があることになる。日本の政治の姿が異常とはならないか。投票率が5割を割る選挙の在り方自体が民主主義を無視した姿と言える。しかも勝った方も全体から見ると2.5割に満たない得票で勝っている。そんな選挙で勝ってバンザイと言えるのか?。「市長でございます」なんて言われてもすごい激戦で勝った人だ、なんて評判になるのか。たまたま武蔵野市というだけで、日本全国同じような投票率で勝つこの民主主義の在り方、カネをバラまいた方の勝ち、なんて選挙がまかり通るから裏金作りがこんなにも地方から国中を壊して来ているんじゃないんですか?、皆さん。<ウラ金が届いた人しか投票に行かなくて、それが正当化されるのかこの国は?>

10 months ago

「他人事」国家の意味             

 私も一人の日本人だが首都東京の空の制空権まで奪われてしまっていることは日本人として構わないのか?、アメリカにとって公の舞台(国連)では日本は今も敵国のままなんだけど(かつてバイデン氏が副大統領だった時、彼は中国に日本は一夜で核を爆弾に作れる、と言ったが、それをさせない為にアメリカは留まっているのだ、という言葉は飲み込んだままでいたことを日本人は理解できていない)。もう少し物事を平らに考えてはどうか?。中国軍機が初めて侵犯したと大騒ぎしているが何故侵犯を許す体制については言及せず、アメリカ軍の制空権にはまったく触れない、それを騒げば騒ぐほど「日本人は狂っている」とおもわれかねないが、日本人のそうした偏り方が私はオカシイ、と言っているのだ。物事をもっと謙虚にそして広い視野で捉えられないか、これ以上書くとまた意固地な方向に行かれてしまいそうだからやめておくが、ここは日本、アメリカの一部ではなく勿論中国の一部でもない、自分たちが今置かれている状況(茹でガエル)を冷静に捉え、偏らない歴史観を持って欲しいが無理か?。(無理なら安倍氏の死の真相もまた永遠に分からず仕舞いでオワリ)。

2 years ago

アメリカの選挙は言っている

 予想通りの結果だった。選挙結果は意外だったがその結果起きた株価の下落がすべてを物語っていたのは予想通りだった、アメリカ国民が何を見て今回選挙に臨んでいたか今回ほどはっきり見えたことは今まであまりなかったのではないか。そして何故安倍氏が死んだのかも、世界をこれほど不安定にさせたウクライナ侵攻が何故起きたのかアメリカ国民はよく理解していて、この選挙で世界中の人々も改めて理解し、それが何の目的だったのかより具体的に分かったのではなかったろうか。更に今回の選挙でもう一つ大きな不安が更に増したのは台湾情勢だろう。今パキスタンで前大統領が負傷しそれを巡り混乱が起きているが隣国アフガニスタンの結果によってアメリカの世界的地位が揺らいでいることも大きな要因と言えそれが台湾情勢に大きな影をもたらし、今後更に不安定になりかねないことはこの選挙の結果を見れば明らかであり、日本国民は台湾の不安定化を決して推し進める側になってはいけない、ということがこのアメリカ選挙ではっきりしたことはどなたも異存なかろう。何故ならもしこれが台湾進攻であったらこの選挙結果は大きく違っていただろうと私は考えるからで、既に日本には原爆が使われていることで、それが何を意味するか日本人なら自民党でなくてもよく分かっているハズだからだ。保守政権は防衛費を増やすなどと言っているが実質それは戦費を増やすことでアメリカにそれを提供するためであることは、兵器の購入が何を意味するか考えれば誰にでも理解できる、それよりなにより自分の内部で安全保障体制そのものが崩れ切っていて、内部情報がダダ漏れでありながらどんなにカネだけ増やしても食料の自給率はわずか3割台、あらゆる必需品がすべて輸入だよりの日本でどうやって戦争に耐えうるのか、それを考えれば今回アメリカ国民がウクライナ侵攻で何故この選挙結果を得たか考えれば日本がもし台湾進攻を実現させればどうなるか、火を見る必要もないことが理解できよう。そしてCOP27で既に日本は化石賞をいただいている、ウクライナ侵攻は人類の環境対策を更に遅らせている、それがこの自然災害を更に増幅させ日本はそれを直接もろに受けている。これ以上自分で自分を否定するのはもう止しにしたい。安倍元総理の死はその警告だったと云えるのではないか。

1 year ago

無法国家の政治的実存

 前回衆院選の広島選挙の時の河合法務大臣夫妻の時を彷彿とさせる無法国家選挙、何かというと「日本は法治国家」だと自民党政治家は口にするが立法府の閣僚が自ら作った法律を自分で踏みにじる選挙が無法国家と言わずなんと呼ぶのか?、しかも本人(法務副大臣)は東大卒のしかも親子世襲議員の政治家一家、そんな人物が違法とは知らなかったと。この国の文化には歯止めとなる基本そのものがない文化だからこそ、反日カルト思想にも歯止めなど全くなかった、そして最後は安倍元総理の死と言う結末が待っていた、それでも政権を続けられる理由が何か?、そう根底には何もないから。日本の保守思想には初めから抜けているものがあって、それが歴史を作り上げてきたから今の歯止めなき無法国家が成立している。日本を作り直す以外にこの無法地獄から抜け出せる道などない、そのことを私はずっと提言し警告してきた、その為には国民がみなそのことに眼ざめ認識を改めなければ出来ない、どうだろう岸田政権の評価がそれに近づきつつあると言えるのか?。しかし私はそんな簡単なものではないだろうと思っている、これほど長い歴史を刻んできた人権無視国家がそうたやすく認識を新たにできようはずがない。今の憲法が出来て僅か70数余年、そんな短い民主主義の精神がこの長い歴史を変えられる力を持つわけもなくしかも、保守政治はこぞってまた専制主義国家の憲法に戻そうとしている、それは明らかにこの無法国家の政治が懐かしくてしょうがないことは明らか、それが待ちきれずにこうして法律を無視する政治がまかり通っていることは、もはや間違いない。それほどこの国の無法政治は長い間肩で風を切って大通りを歩いていたのだ。それが庶民をどれほど苦しめてきたか、しかも大手メディアは皆何事もなかったかのようにこの辞任劇には触れようともしない、政権と見事に一体化のやり取りができているとしか思えない。               昨日の日銀の政策決定の結果もまた見事に表現しているではないか、アベノミクスを止める気など全くない日銀の姿勢は庶民の生活を更に破綻へと押し進める、そして金融市場も前日まで株価を3万円が切れそうなところまで売り日銀の利上げを牽制していることなど一般人には分からないよう政権と業界が一体で市場操作を繰り返す、その証拠に日銀が利上げを見送ると同時に700円以上も株価を買い戻して(11/1日株価)いる、しかも日経の解説はそんなことはおくびにも出さない。いくら岸田政権が絆創膏を張り付けても開いた庶民の傷口から更に血液が噴き出すことは間違いない、これが無法国家の手口なのだ。さぁみんな存分にその3代目アベノミクスの非道政治の実存を受け止めるがいい。

henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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