まさに我田引水(利権の元祖)、他人事文化(リニアの通過)が引き起こした悲劇、古くから言われた言葉(自分の田んぼに水を引き込む)利権(大井川利権)とリニアが静岡を素通りする他人事(利権外れ)、更に政府の国家ビジョンの無策が6年半もの空白を作り何一つ解決が見いだせずに次の世代にバトンを渡すだけの国家プロジェクト。失われた30年がこのまま更に続く象徴のようなリニア問題、これでもこの他人事文化を続けるつもりなんだろうか、さりとて誰一人深刻にこの文化を<何とかしよう>と言い出す者がいない、ハハ。それは能登災害復旧にも見事に見える、大騒ぎするのは辞任劇の静岡県知事の個人的な誹謗中傷の嵐、日本の全ての文化的欠落がこの事件に集中していることはいくら待てども誰も指摘しない、深刻な問題を無意識に逃げ上滑りの見当はずれのことを問題視してすべてをうやむやのうちに済ます原発事故と同じ思考停止(仕方ない)、これが他人事文化の良さ?、だと皆主張する、日本文化の大らかさ柔軟さだと、本当にそうなのか。そしてすべての問題を下へ弱い者へと下ろしていって、自殺者をだしおしまい(モリトモ財務省)、弱い者虐め虐待の文化につながる。少子化の根源的問題をほったらかして「カネをやるから子供を作れ」的政治。だから産まれて来てもほったらかし、育てるのは産んだお前の仕事、あはは、これも基本他人事文化。これで一つの国が成り立つ方が奇跡そのもの、そうは思いませんか皆さん、この悲劇をずっと私は訴えてきた、けれど誰一人「変えよう」と言い出す当時者はいない、自分の利権を失いたくないからだたとえ国が無くなろうと。他人事文化(保守)の終着点がこのリニア問題になり、無用の長物化にならないことを祈るのみ、それがイヤならこの文化を変えて、日本を救うことを考えてみては?。
株価が4万円を超えて市場は大騒ぎだ、ご存じのようにその株価を押し上げているのは半導体、日本がこの半導体の御利益に素直に喜べないのは過去何度も痛い目に遭っているからで、それもみなさんご存じの通り、東芝がこんなにも落ち目になった理由が半導体投資の失敗によるものでしかもそれが日本政府の強い無理押しだった経緯は知らない経済人はいない、今回もその二の舞になるのではという恐れが株価の4万越えを素直に喜べない理由で、半導体の製品開発には巨額の設備投資が必要で、日本のように半導体を開発してもそれを用いて得る製品、スマホのような高額の完成品そのものがないことがその理由で、いくら半導体を開発しても部品として売るだけでは新製品の開発競争に足るだけの利益は得られないのがその理由、対中国との激しい開発競争をアメリカから持ち掛けられ半強制的に日本にその開発を迫られてきた日本政府のいわば負の歴史が今回も重くのしかかっていることが、素直に喜べない原因であり、半導体を使った製品の強みを持たない謂わば下請けのような日本の半導体産業は株価だけが上がっても産業としての利益に繋がらない宿命が今回もまた東芝の二の舞になるのでは、という懸念が日本市場を疑心暗鬼にしている。しかも今年は大統領選挙の年で中国との関係が全く逆転する可能性さえ考えられる中、親会社の台湾企業がその結果どうなるのか、誰にもわからない。単に日本文化の在り方だけではなく歴史が大きく左右されかねない問題を孕む今回の株価騒ぎ、日本政府のかじ取りの歴史的意味を問われることになる。<それにしても日本の国会ってウソつきを法律作って守る場所だったんだね、えへへ>、だって政倫審で国民の86㌫がそう思っているんだもの。
世界が注目した米中首脳会談、私が最も注目したのはウクライナ、パレスチナ侵攻戦争に対する両首脳の対応についてだったが、残念ながら双方から何の反応もなかった、と言うのも今やこの2大国以外こうした国際紛争を終わらせる可能性がないからだが両者とも自分の頭のハエを追うのに必死でそれどころではないのだろう、特にバイデン氏は一年後に迫った自分の大統領選挙で国内での不人気でこれ以上中国に配慮したという印象を持たれたらそれこそ致命傷になりかねず、習主席も国内の強硬派に弱腰だったとみられたくないだろうし、ヘンに妥協できなかった結果は誰の目にも明らか、人類共通の共生のための目的より、まず自国の面目を保つのに必死、世界のリーダーとしての役目などどこかにへし飛んでしまった印象だった。この世界の異変が一体どこまで進むのか、少なくとも現在の時点では戦争も気候異常による危機にも人類は無力なことを認めざるを得ず、リーダー無き人類は一体何処に向かうのか?、こんな有様なら残念ながら更に人類は混沌の渦に向かい突き進むことは免れないだろう。少なくとも私が期待した米中首脳会談とはかけ離れたものに終わった今回、人類の最大の懸案である二つの戦争に少なくともバイデン氏の方は深く関わっていたし習主席も二つの戦争の対立側に関与していたのは確かであり、それも両国の対立の延長線にこの戦争があったことは間違いない、しかし双方ともその問題に触れることなく会談が終わったということは、これからもまた別の機会に同じ対立の結果としても戦争が始まる可能性が否定できない、一番高いのが台湾であり、そこでもしウクライナ、パレスチナのような戦争が始まれば、双方他人事のような顔ではいられないのは誰が見ても明らか、その時は直接対決するハメになる。それを避けるための唯一の機会であった今回の会談が全く機能しなかったことを、人類は悲しむべきだ。
壊れた国
超越的現象学
勿論話題は高齢者の免許更新問題、私にとっても切実な生活問題だから、これほど生命活動に密着した問題はない、不思議なことに高齢者の車の事故は日本以外ほとんど聞かれない。そのことに日本人はもっと着目しても良いのではないか?。なぜ日本人だけが年を取ると車の運転が出来なくなるのか、そんなことはあり得ない。つまり老人が車を誤って運転する原因は別にあり、老人から車を取り上げればまた別の事件が起こり得るということだ。アメリカのような広大な大地を持つ国ならいざ知らず面積の75㌫も急峻な山地をもつ日本で何故車社会を作らねばならなかったのか、しかも個人に車を持たせその為に必要な設備をすべて税金の負担で作らせ、世の中をスピード任せの社会に作っておいて、その劣悪な道路状況によって幼い学童の命まで奪う社会はどう考えても異常な社会としか言いようがない、そして今度は年寄りから車を取り上げる政策だ。そんな社会に国際社会はどんな目を向けているのか、日本という国の政治のあまりのずさんさは誰の目から見ても国民虐め国家にしか見えないだろう。私ももちろん老人の一人、車がなければ役所にさえいけない生活、そんな社会を福祉国家の先進社会というのか、どう考えてもいびつな国家優先社会としか言いようがない、税金は国民生活を豊かにするために使うのが普通の国の姿で、この国の税金は国会議員や官吏が自分たちの都合の為にかき集め、利権に利用するためにしか使われていないのが目に見えるではないか、先日も国会の議長の自民党長老が給料が100万円しかもらえないとうそぶいて国民のひんしゅくを買っていたが、その現実離れした感覚がいかに国民生活と無縁な暮らしをしているかをよく表している。このところ芸能人の自殺が続いているが、国民から見れば楽な暮らしをして夢みたいな生き方をする中、突然コロナウイルスで仕事が減りそんなバブリーな生活が急にできなくなると混乱し自殺に追い込まれる一面は否定できまい。要するに甘えの生活がずっと続けられるという歪んだ社会の一面であることは否定できないのではないか。そんな中で今回は一番誠実な生き方をしている人にその苦しみが押し寄せていると私には考えられる。キビシイ生活を余儀なくされている一般の国民から見れば贅沢な暮らしの終焉がいよいよそんな上滑りな生き方をしている階層にも迫ってきているということだろう。それがこの年寄りの生活をさらに苦しめる免許取り上げ政治にも表れている。私にはそういう政治の持つ限界が見えているようにしか見えない。バブルに頼った社会はバブルの崩壊とともに消えてしまう、それが今の日本の姿にしか見えないが、それは今の私と政治のどちらが見当はずれなのか?。
あの悲惨な東京オリンピックからパリへ、月日の流れをこれほど感じさせることは無い、東京ではJOC会長の汚職疑惑に何故かフランス検察が動き始め、次のオリンピックがパリに決まった途端何もかもが有耶無耶になってオリンピックはぐしゃぐしゃのまま一年延期、勿論コロナ騒ぎが主な理由だったがオリンピックが悲惨だった理由はコロナだけではない。「お豆腐じゃあるまいし」と小池都知事が揶揄した費用はまるでお豆腐どころかうなぎ上り、大した盛り上がりもなかったくせに3兆円もかかり一体何処にそれだけの費用がかかったのか?、お陰で次の冬季オリンピックは札幌に決まっていたのにご破算になっておしまい、それどころかもう日本にオリンピックが来るのかどうかも怪しいほど、その理由はIOCとJOC側のゴタゴタが原因なのは誰の目にも明らか、しかも後を引き継いだJOCの斎藤氏(元柔道金メダリスト)はナゾの大怪我(再起不能?この国の闇は深すぎる)、つまり大会を巡るカネの問題でこれほどモメたオリンピックはかつてなかったからだろう。それほど安倍総理がこの東京大会に掛ける思いが強かった結果の悲惨な結末、政治が表立って介入した結末の惨めな歴史的敗北が日本の国際社会での評価も著しく毀損して誰も口にしたがらないが結果として後世に名を残す大会にしてしまった。東京ではテロ事件は幸い起きなかったが今回パリでは大会に合わせたように何者かが鉄道に放火してパリだけでなくヨーロッパ全体につながる交通網が一時マヒする事件が起きた、フランス社会にも何者かが不満を募らせていることをこの事件は表ざたにしているが、それがオリンピックだからなのかそれとも人が集まる大会を狙ったのか、そう言えば日本でも今年はよく似た事案があり、何回か線路脇の電源が燃えて電車が止まり山手線が動かなくなる事故とかが起きた。アメリカのトランプ氏銃撃事件が起きたばかりの世界的不安定さをここでもオリンピックは人々に印象付けた。もちろん戦争の最中でのオリンピック、ウクライナに侵攻したロシアは参加できずパレスチナを侵略し続けるイスラエルは何故参加できるのか、それによって傷つく人たちがいないわけではない、戦争によって悲惨な思いを余儀なくさせられている人たちもいる中でお祭り騒ぎに酔い痴れていて良いのか?、これは人類の未来を左右する出来事になるかもしれない、無事大会が終わり人類の歴史が続いていくことを祈りたい。
<そういえば恒例の東京からバリへオリンピック旗の引き渡し式はあったの?>。
さても今年の夏の暑さは異常なものだったが、その原因の大きなものは何と言ってもコロナ過からの人類の活動の復活であったことは否めない、それが全世界的な動きであったためこのような異常な状態になったと考えるのがきわめて合理的であろう。人間の経済活動の復活のひとつは何と言っても人の行き来がコロナ過の自粛から復活したこと、すべての交通機関やモノの移動その中で特に私が指摘したいのは飛行機の運行が大幅に増えたこと、各国はコロナ過で一時的な鎖国政策をとり人の行き来が途絶えてその為飛行機も大型客船も動きが止まり、排気ガスが大幅に減りそれが3年間極端に減ったのち、復活したのもまた極端なものであった、その為今年の夏は空気が飛行機や船舶の排気ガスで汚染されそれに太陽の熱を取り込りこまれ異常な暑さが復活して極端な夏になった、と考えるのがもっとも合理的な考え方と言える、確かに車は少しづつEVに置き換えられようとしているが飛行機や大型船舶は今も化石燃料でしかも消費量の大きさは自動車の比ではない。とはいえリモートワークから解き放たれ再び通勤地獄が復活して自動車の活躍が目覚ましい今の地球はまさに排熱地獄と呼ぶにふさわしい姿。それが今年の異常な夏の姿だったと言えよう。さてそうなるとこれから毎年この異常な夏はやってくる、今戦争が人々を苦しめている最中だがそんなことよりこの人間の経済活動はより私たち人類をより大規模に苦しめることは必定、地球の熱地獄は人間自身の活動によるものを今年の夏が証明したことは間違いなかった。それは戦争などをしているどころではないことは誰の目にも明らかで、人類は直ぐにこの熱地獄を解決しなければ戦争よりさらにひどい飢餓を恐れる必要がある。これ以上地球が熱を持つと水が蒸発して無くなってしまいかねない。今世界中で湖が干上がっているのはその証拠だろう、今すぐ戦争など止めて人類は地球を冷やすために行動しなければ大変なことになりかねない、例えば外国人が日本の自然や日本人の人情に触れたいのなら何も直接来なくても家に居ながら、VR空間で旅を味わえるサービスを提供しておカネを頂けば互いにエネルギーを使うことなく満足できるはずだし、そういう方面でもっと創造性を発揮すれば互いに諍いなどしなくても物事を解決できる世界は出来上がる、それより今の最重要課題は世界が一つになって人口抑制に動くことではないか?。
♬johnny has gone for a soldier、を久しぶりに聞いた。なんと悲しい歌か、若かりし頃には戦争が起きると誰かしらこうした反戦歌を歌い出す人が出ていつしか世界に広がり厭戦気分が戦争を下火にした、今はそういう人がなかなか現れない。ビートルズもボブ・ディランも反戦歌で世界に名をとどろかせた。今は世界中が右傾化して「ヤレ、ヤレ」気分が高揚し心を冷静にしようと呼びかける人がいない、まして政治家は目的がノーベル賞を欲しいがために戦争仲介に動く、賞を貰えばあとはどんなに殺し合いが激しくなろうが構わない?。21世紀とはそういう時代なのか。母親や恋人の悲しみなど弱い者いじめの快感に比べれば屁でもない。今の戦争には大義もないただ相手を殺せば自分の気分が晴れる弱い者がこの世に居るのが許せない。若者たちも興味がないから「他人事」に歌を作って呼びかける興味もわかない、興味があるのは自分の事だけだから反戦歌も生まれない。オジサンは仕方なく昔の歌を引っ張り出して聞く。そして20世紀と21世紀を生きる人の気持ちがどこで変わったのかを考える。20世紀に反戦歌に共鳴した人には同じ時代を生きる人としての共感があったような気がする、今の若い人たちには命の共感のようなモノが持てないのだろうか、自分の周りには興味を示すが少し距離が離れるとほとんど興味を示さないのか、外国に留学する若者も大きく減少しているという。それが他所の国の戦争にほとんど気持ちが動かないのか?。これだけ20世紀に比べると情報網が発達し瞬時に世界のことが伝わると、それだけで何かが分ってしまうような気になるのか?、それは事実を伝えるメディアの姿勢にも原因がある様な気がする。例えばアメリカ大統領選も互角のような情報が結果は全く違う結果になり、戦争もイスラエルが主役のような雰囲気で悪いハマスをやっつけているような形になりパレスチナはやられても仕方ないと?、人の命だけでなく生き物としての命のやり取りは宿命なのだと。それが過去2千年を生きてきた人間の結論のように、それが戦争を悪だと思わなくなっているのなら、人間は地球からいなくなるのが宿命なのかもしれない。それが少子化につながる、何故って母子は人間の中で最も弱いものなのだから。<因みに分かっている者と分かったつもりの者の違いは、数学の問題で例えると分かったつもりの者は答えは知っているが証明ができない類を言う>。
現在能登地方の地震で多くの人が避難所での一時凌ぎを余儀なくされている人も多いが今日はNHKでもそうした場所での生活では日々の暮らしに普段ならできていた様々な習慣が出来ないことでガマンが重なると体の不調に陥る人も沢山いるのではないか、その中で放送でも取り上げられていたが口の中のケアはストレスが溜まり十分に睡眠さえとれないことも多く体調が悪くなる人も出てくる。その中で最近私が体験したのは睡眠時に呼吸が苦しくなり目が覚めた時喉が痛くなってカラカラになっていることに気付いたことで、その原因が実は睡眠時無呼吸症のような状態になっていたのではないか、と思われその時たまたま歯科医院から定期検査の連絡を受け、検査を受けたら虫歯が半年の間に2か所もできていて、そのうちの一か所が虫歯の腫れが原因で喉が腫れ呼吸が苦しくなっていて、夜間呼吸が苦しくなっていたことだった、私自身は全くそれに気付かず、まさか虫歯が原因で喉が腫れることなど夢にも思わなかったが、虫歯の治療を終えたとたん呼吸が楽になり、鼻で呼吸できるようになりそれから喉の渇きも消え、避難所のような生活のままならないところでの口腔ケアがいかにそうした呼吸器に影響を与えるか、そうした場合に私はぜひ歯科医に行って口腔ケアをしてもらうことをお勧めしたい。それが睡眠を助け呼吸を助けるだけでなく、循環器にも大きな助けになり血圧の上昇やストレスからの心臓負担まで和らげ、避難生活が大きく変わることにもなると、私は思う、避難生活は単調になりやすく年寄りにはそれが大きな負担になることにもなり、そんなとき歯の手入れは格好の生活リズムの立て直しにもつながります、ぜひ歯科医の受診をお勧めします。そうすればとかく不満の溜まりやすい避難生活もそうした時間を利用して、自分の健康を守る方法のひとつにしていただきたい。普段生活に追われ体のことにまで気を遣えないあなた、避難生活の今こそ体のケアをするチャンス、きっとあなたの為になるはずです。
超越の現象学
今の地球環境の悪化や人類の紛争状態を考えると、この危機をもたらしているのは明らかに人類の文化的欠損によって地球の平衡状態が壊されているからに違いない、そこから翻ってでは日本の文化が人類にとってこれまで寄与してきたものとは一体何か、といえば日本人の自然観は欧米のそれとは異なり、まったく別の文化を築いてきたことは誰しも異論はないと考える。そしてその文化的歴史の線上から見ても、今の人類の紛争は環境破壊のひとつの姿としてとらえることもできる。実際ウクライナでのロシアの行為は見ての通りこれまでのウクライナの文化の破壊であり、ウクライナ人の殺害はその文化の抹殺行為である。そう考えるとそれは日本の文化を欧米の文化としての価値観と同一視するのは危険であり、それは日本文化の抹殺につながることになる。つまり戦争は文化の抹殺行為であり日本の右翼政治の思想は自己抹殺文化といえる、というのも今のウクライナ紛争を横目に日本の右翼政治は明らかに日本を戦争準備へと進めていることは明瞭で、安倍氏などは敵の中枢攻撃にまではっきりと<敵>という言葉を使っている、ここでいう敵とはつまり文化的抹殺対象のことを指す。それは今の現状を指して言えば、ウクライナ人の抹殺行為に他ならない。それが欧米流のいわば戦争行為であり、日本文化とは全く違う環境対応といえる。そして先の戦争の教訓からすると、日本の保守文化の否定の原理の帰結として日本が他文化にとって十分に抹殺の対象となり得る。つまり、日本がその戦争に巻き込まれずに生き延びる術を現実的に考えると、<中立化>意外に考えられない。それはロシアとウクライナとの停戦協議のなかでもロシア側の提案としてでてきた言葉であり、それは日本が何も欧米流の文化の真似をする必要のない生き方としてもはや民主主義の失われた人種差別のるつぼと化したアメリカとも決別し、中国を除く東、南アジアと共に民主主義を守る最も優れた選択肢といえるのではないか。
最近TVをあまり見なくなった分SNSなどで海外の報道をよく見かけるようになった、その中で気になるのが画面の粗さだ。新興国などは仕方ないとして、欧州特に先進国と言われる英国やフランスの映像が今ワールドカップサッカーの映像が世界中に流れて、その画面の粗さが普段日本では4Kとか8Kを自慢するだけあってさすがに鮮明だが、それらの国の未だ2K、3Kなのか、とにかく画面が見辛いのが何故か、NHKなどは国民によく4K8Kを自慢するのがよくわかる、それなら向こうに行ってこの技術を売りこんだらどうなのか、そうすれば国民から高い受信料を取らずともその技術を外国に売り込めばそれで充分誰にも文句言われずに予算の確保が出来、ニュースも政府広報などと陰口を聞かれない報道が出来るのに・・・、と思う。それも政府の許可がなければできないのか?。とにかくこの国の許認可制度は利権の温床になっていて、今日も別の報道でリニアの工事が進まない原因について取り上げられているのだが、そうこうするうち日本の技術はどんどん追い抜かれ、夢の技術でもなんでもなくなってしまう、リニアも既に外国では時速1千キロメートルの鉄道構想まで言っている、日本の500㌔などすぐに置いて行かれるようでさえあるのに、未だ(水)利権ですったもんだやっている、それも一度決めたら何があっても進めるしかない既得権が絡む日本の官製技術。もう既に新幹線で在来鉄道路線が廃止された結果、地方の足は余計不便になり新幹線の止まらない地方都市の廃れ様は見る影もない。それでも政治利権の為に新幹線網を止めることは出来ない。いったい技術は何のためにあるのか、人を住みにくくするためなのかよくわからない。羽田の滑走路を増やした経緯も飛行機に乗る人の為にその下に住む住人は日夜騒音に苦しめられたり、どうなんだろう。この時代の人間が作り出したテクノロジーの在り方、あまりに政治の都合と深く結びついて人間の為というより国家の都合、それにかかわる人間だけの利益に寄与しているだけ、という懸念はないだろうか?、あの時、そう故安倍晋三氏の国葬を決めた時も多くの人には、しかも今回統一教会被害者救済の基準もホントは誰を救うため(統一教会、それとも自・公党)?。例えば4K、8Kの技術、それによって映し出されるモノ、今のTVではお笑いとジャニーズのメンバー以外あまり見かけないようだが・・・、その為のTV技術というのもどうなのか、ハハ。確かに美しいと言えばTV画面の皆さん美しい顔(?)をされているのは否定しませんけど。<日本はだれのために在る?>
フランスの選挙は予想を裏切り左派連合の優勢勝利に終わり、マクロン政権はいづれにしても衰勢を余儀なくされる結果となった、マクロン氏が当選した当時私は中道の彼は左右どちらからも攻撃され苦労するだろうと予想した、余程強い意志を持って政治行動を進まない限り中道政治は右左の攻撃にさらされやすいのは当然のことで、彼の前の右寄りのサルコジ政治を懐かしむ勢力は当然難民政策に不満を抱いていることは分かっていたしその前のジスカールディスタン氏の左派政治擁護者はマクロン氏の年金改革にノーを突きつけたことが今回の選挙を最も説明しやすいものといえる、そこには日本の政治との決定的な違いがあり政治は国民が作り育て上げるものという意識が、今回の選挙を可能なことにしている。政治は与えられるものではなく国民が作り自らの意思で行うものだというかつての革命の経験がこの選挙を可能なものにした。アメリカは当然左派の勢力拡大に驚きと困惑を見せているが、ここに書いたようにフランスでは交互に右左の政治を代わる代わる行ってきたのだ、マクロン氏の中道政治はしかしこれまで経験がなく、その不満が今回の騒ぎになったが、やがてフランスはこの混乱の経験から再び中道の道に戻っていくだろう。アメリカのように右翼に二つもエンジンが付き左翼には一つもない飛行機では今回のような結果になることは歴史的必然だったと言えるだろう、しかも外側のエンジンは今逆噴射さえしている。右も左も強すぎると真ん中の胴体は真っ二つに割れるし、右だけならいづれ墜落する。さて日本だが最初から翼がない飛行機は国産ジェット機ではないが空に舞い上がれない、地上をはい回る以外にないではないか、本当の政治は国民が自ら羽根を作りそして飛び立たないと広い視野は持てない、それはハテ何時になることか。