最近若者の間で恋愛とか他人との深い付き合いを避ける傾向が益々強まっていると聞く、原因がスマホとかゲームなどの現代的ツールによるものだという説が一般的だが、私はそれは少し違うと思う。それはむしろ物事を基本的に捉える文化の問題がその根底にあり、日本の所謂他人事文化が大きく影響していると思うからだ、身の回りの出来事以外に普段生きる上で興味を持たずいわば無関心に日常を生きる習慣が自然と身に付く他人事文化は自分以外の人間に対して次第に興味を失い、相手を同じ人間として扱わなくなる、そして性欲だけが独り歩きし恋愛ではなく性欲の欲求だけに従うことになると異性を人間として見ることがなくなりただの性欲の道具として見始めるから、相手の子供を邪魔者として殺すような行為に走る、恋愛とは生命賛歌でありその行為とはおよそかけ離れた対象としか相手を見れなくなる、それが若者の恋愛とか深い友情に結び付くことがなくなる原因であり、命の存在を自分事に捉えられない故に起きる事件となる。スマホの存在とかゲームがそれほ妨げているのではない、命の文化の問題である。それは単に恋愛だけではなく人間をどんな存在として捉えるのかという根源的な問題に繋がるもので、無関心という他人事文化の持つ人間観は全ての事象に対して深い洞察をなさなくなり得る。現代の犯罪がより非人間的になり残酷な状況になるのもこの人間観の無関心さが基になっていると思われるからで、このブログでも何度も取り上げている「自己認識」の在り方の不合理性は自己矛盾を内包することによって人格否定という誹謗中傷行為を相手を全否定するまでに発展しやすくし、そこに恋愛などという生命愛的感性は到底生まれにくく、ただ損得勘定だけで人間づきあいを成立させていくいわばビジネスライクな社会が成立する。自分にとってその付き合いは損か得かだけの単純かつ非人間的付き合いはそれが破綻した途端相手に対する攻撃性はとどまることを知らなくなり得る、それが所謂ストーカー行為であり自尊心を傷つけられたという誹謗感覚が相手を攻撃する行為となり、そもそも恋愛感情ではない相手との付き合いが破綻した時にその感情は生まれる、それが現代日本人に恋愛行為が生まれない原因であり、人間観の他人事文化が創り出しもたらした少子化の原因でもある、だから今の政治の少子化対策が全く機能しない理由がここにある。人間社会の問題意識を自分の問題として捉え直す作業を省く他人事文化をこのまま続けると日本社会は間違いなく崩壊する。それを質し日本を正しい世界に創りなおすにはこの価値観を変革するための新たな文化を創造する必要がある、その為に何が必要か、それは既に私がくどくど説明する必要なく日本人なら分かっている筈である。それを実行するかしないかだけだ。
大きな字(声)では書け(言え)ないが
超越的現象学
ゴルフが上手くなるコツは何だかご存じだろうか?、それは何故スイングするときに独特な前傾姿勢をとるのかということに懸かっている、その答えはできるだけ懐を深くすることにある、30センチもあるグリップの部分を体の前でうまく処理するためには懐を深くとらなければクラブをうまく処理できないからで、あの前傾姿勢にこそゴルフの全てが入っているからであり、そういう意味では昨日の日本女子オープンゴルフは私にとって実に不愉快な結果であった。ゴルフに対する姿勢は人生に対する姿勢そのものだと私は経験から考えているが、人生もゴルフ同様懐の深さによってその豊かさが決まるのではなかろうか。それが昨日は試合の模様をNHKのTVで中継していて私は日本人だが韓国の申ジエ選手のファンでゴルフに対する真摯な姿勢には常に尊敬しているが、彼女はスタンスをとる時に前傾姿勢をとらないのはそうする必要のないゴルフスイングを生み出したからでそれが彼女が天才であることを証明しているが、会場に詰め掛けた多くの日本人ギャラリーはそう思ってはいなかった。日本人選手のショットはその都度「ナイショ――っ」と大声を出して応援するが申選手の時にはシーンと無視、そして放送するアナウンサーまで彼女が寄せを失敗すると嬉しそうに「ボールがピンから遠く離れていきます」と声を上げてマイクにしがみつく、ちょうど申ジエ選手がトップに立っている最中の出来事。ゴルフに限らずスポーツの試合はどうしても敵味方に分かれることが多い故自然に自分の味方を応援したくなる気持ちは分かるが、試合は相手がいなければ成立しない、しかも今回政治の世界で統一教会の問題が日本を揺るがしている関係で、ゴルフの世界にまで日韓の悪化が影響している、そこにこの懐の浅い問題が影を落としている、ゴルフと政治のゴタゴタは関係ない、しかも統一教会問題の主役は日本の政治家なのだ、そこをはき違えるとまたしても世界の笑いものに日本はなる。決して韓国そのものとは何の関係もない。それなのに日本人の排他意識が韓国人選手にまで影を落とす、その懐の小ささが今回の安倍元総理の国葬にまで働き、日本の小ささが世界に知れ渡ってしまった。それがどれほど日本人が世界で損をしているか、慰安婦像が世界中で設置されていることだけでも既に不利な状況が生じているのに、である。いつまでも井の中の茹でガエルではゴルフも世界から置いて行かれるばかり、もっと懐の深い国に変えないと、自分の子供、孫がもっと苦労することになる、今(自分)さえよければ、それで好いのか?、日本人。
超越的現象学
まさにダルマ状態手も足も出ない、円安140円黙って観てるだけ、コロナ感染者世界一、死者世界2位対応地方丸投げ現場は救急車も右往左往、どこにも患者を運べず。カルトに乗っ取られた権力は既に無政府状態。そして真実を報道する番組のキャスターを降板させ国民にはその姿を見せさせずに、自分たちの懐具合だけ減らないようイベントは盛り上げ茹でガエル生活、アハハ。こんな自公政治家に日本を任せて壊されるがまま、それでも国民は我関せず、こんな国に誰がした?。今も関係者たちはアメリカだけを見て世界を判断、それで日本は大丈夫ダぁと言って国民を安心させ企業の活動が現実どうであろうと株価だけが下がらなければそれでOK、モノが少なくて値段が上がっていようと売れなかろうとデフレでなければ大丈夫ダぁ。もうすぐ日本は崩壊するけど大丈夫ダぁ。安倍氏の国葬を済ませるまで持てば、後は野となれだ。その先なんか知ったことじゃない、誰かが何とかするだろう政権の今日も誰だか知らない人間が何故か省庁内をウロウロ、もうここまで日本は国家の姿をなくし、安倍さんもどこかで大喜び。行き止まり矛盾も理想の形にしたのは私の政治の業績のお陰、アベノミクスはまさに日本の最終形。その国葬こそ最後の仕上げ。岸田君ヨロシク。というわけでこの国会で野党の皆さんと妥協を図りうまくごまかせばあとはやりたい放題。野党も政権を解散に追い込めなければ存在はないも同じ。これこそ安倍晋三の死の真相、どこかのクニに乗っ取られた劣等(列島)は首都上空の制空権さえ奪われ外国首脳の飛行機の安全保障をどう確保して国葬を迎えられるのか?、アメリカが守ってくれる国だけ招待するのか?(マレーシア航空機や大韓航空機が撃墜されたことは忘れたのか)、東京の空の上で飛行機の撃墜合戦が始まったら国葬どころの騒ぎではないが。ヘソがお茶を沸かす安全保障論バラバラにされて消えていったとさ。<してみると福田達夫氏の(何が問題なのかわからない)という言葉は本音だったんだなぁ>。
♬どんぐりころころどんぐりこ~ お池にはまってさぁ大変~、(*´σー`)エヘヘ。昨日の岸田総理の記者会見をみていて思わずこんな童謡(動揺)が心に浮かびました。やっぱりどんぐり君の目の前に広がっていたのは下り坂の坂道だったんですね。走ってみると分かりますが上り坂もそれなりに大変ですが、下り坂を走ると膝がガクガクして自分のクッションがいかに壊れているかを実感しますが、岸田総理のクッションも全く役に立たなくなっていることがこれで明瞭、自分で仕掛けたもののクッションが壊れていることまで計算に入れてなかったことがはっきり、岸田どんぐり君は上り坂を走るつもりでしたが実際には着地して後ろ向きのままお池にそのままドボン。あはは、中東のドバイではCOP28で世界中がこの気候危機に取り組んでいたさ中、日本では政治危機が20世紀を脱せない、泥沼にはまりなんでも泥沼に自ら入ることを拒む政治家ばかり、当然と言えば当然ですがそれも誰あろう自分たちで勝手に作った泥沼ですからね、泥沼池に嵌ったどんぐり君自分だけは何とか嵌らないように必死にあらがう姿が哀れ。このアベノミクス泥沼政治の行方は果たして?、しかしただ笑ってみてばかりいられないのは国民、この泥沼池に嵌る政治家の数が多ければ多いほどその跳ね返りを浴びるのもまた国民、そのことを日本人は忘れてはいけません。アベノミクスの泥がどんな味だったかお忘れではない今のうちに、この政治の泥沼が次に国民に浴びせる「他人事政治」の後味をシッカリ覚悟しておくことをお忘れなく。<これから日本は空気の抜けた風船(魂の抜け殻)にならなければ良いが>。
サッカーワールドカップの一夜にして天国から地獄の国を挙げてのすったもんだ、ハハ。皆さん楽しんでおられますか?、これこそイヴェントの醍醐味ですね、それはそうと既に終わったもう一つの一大イヴェント東京オリンピックが別の意味で国を挙げてのすったもんだがちょうどいま繰り広げられていますが、そちらの盛り上がりはいまいち、何故なら既に結果がでてイヴェントの興行主にはたどり着きそうもないこの国の仕組みが<あぁまたか>で終わりそうな気配が色濃いのとイヴェント政治の長い歴史が既に国民の間にも広く行き渡りなんとも思わない浪費政治が当たり前の社会になってしまっていて、スポーツイヴェントがやばくなったら今度は戦争ごっこイヴェントにそのカネの還流方法を早々に切り替えて、保守政治は生き永らえる道を替えつつあるからであります。これも保守政治の常とう手段、自分たちが大陸カルトに身を任せ利権のためなら国民まで売るのも厭わない政治の姿が露わになってもその姿勢は変わらない日本の歴史が国葬という歴史を捏造して美化してきたこれまでの経緯を国民の皆さんはどうご覧になっているのか、私も自分だけ悪者になってこれ以上申し上げるのもバカバカしいのでしつこくは言いませんが、ワールドカップのすったもんだ騒ぎも冷めやらぬ今のうち、もう一度自分の姿を見つめ直してはいかがでしょうかね?。何が自分たちをこんなにもジェットコースターみたいにさせてお祭り騒ぎに駆り立てるのか、くどくどいうのもなんですからここらへんでやめておきますが、科学的な視座でモノの姿を見るのも歴史を変えるために必要なものです。<てゃんでい、すっ込んでろ こちとら子供の数よりミサイルの数で勝負するんでぃ―それは北朝鮮と同じ> ・・・ハイハイ。【もうお分かりでしょ皆さん、国を乗っ取られているのが】。少子化=自分の未来を否定すること=自己否定のカルト思想の根本原理。因みに科学的謙虚さは、自己否定の美化(安倍元総理の国葬)は自己欺瞞の極致にあるもので、科学的知見のそれとは対極にあり全く別物です、これは単なる言葉の綾(遊び)とは次元の違う問題です。
このところの日々の変わり方についていけていますか?、まるでジェットコースターのような昼夜の温度変化には体がついていけないアハハ、確かにトランプ氏のジェットコースターに乗るのもしんどいがそれは敢えて乗ろうとするからで何も苦労して乗らずに降りてしまえばそれで済むことだが日本政府は何とかして必死に乗りたがっているから国民もついていくのが大変だ。政府は一体だれのためにトランプ氏にしがみつこうとしているのだろうか?、たとえそれが上手くいったとしても人道的な政治を無理やり切り捨て気候危機を無視して鎖国をしようとしているトランプ氏にしがみついても結局それが良い結果には結びつく筈がないのは日本の徳川幕府が既に証明しているではないか、人間が一人では生きていけないように国だって同じでそんな幼稚なことがまだわからないのか?、自分さえ良ければという他人事社会がどういう結果を生むか身をもって今この国はその末期に向かって坂道を転げ落ちている最中に更に火を注ごうと?。もう90万人も減った事実を目にしながら更に国民を減らせば日本は間違いなく滅びるのが我が事だという実感がわかないこの保守政治、このまま続けますか日本の皆さん、自ら主食のコメさえコントロールの効かない政治、それでもそんなのオレには関係ねぇと、トランプ氏についていく方が大事と仰るご無理御尤も。<怠慢維持だと日本は無くなるよ>。
2,3日前にEU議会がAIの規制法案を世界で初めて成立させたと報じられた、その中に軍事的規制があるのかどうかが日本の報道では分からないが、今ウクライナでもガザでも攻撃にドローンの無人機が大量に使われている。安価でしかも簡単に作り出せるドローン兵器は今やなくてはならない武器になりつつあるが一方で場所や時間を選ばず人道的に危険な攻撃も非常に増え兵士の戦闘での死傷者が減る一方民間人の死亡が急激に増えている、特にイスラエルのパレスチナ攻撃は食料配布の広場に意図的にドローン攻撃をして多くの女性や子供が犠牲になり国連が躍起になってそれを停止させようとしてもイスラエル側はその中にハマスが紛れ込んでいると主張して止めようとしない、今や国連の存在感はイスラエルの歯止めにも無力な存在として人類の危機を止められる機構は皆無となりつつある、その根底にあるのは以前から私がブログでも呼びかけている、否定の負の感情である、ネタニヤフ氏の狂気ともいえる執拗な攻撃性はこれまでのユダヤ人への迫害の歴史がそれを物語っていると私には見えて仕方がない。それはこの日本でも決して他人事ではない、今自民党の政治危機が何故これほど行き詰まりを見せているかにも実は国全体の方向性を国民が見いだせないでいる為で、誰一人「こうしよう」という方向性が見いだせないその根底にあるのは否定の存在感が横たわっているためであると私は思う、保守政治が自ら作り出した矛盾は自分の存在を否定する行為であったためにその方向性を自ら失わせ、しかも政治的選択の道を自ら閉ざすものでもあった、というのも裏金事件の根底には国家否定の源流が流れているからに他ならない。同じ困難はアメリカの政治にも見られる、それが民主主義の否定となって人類全体が暗雲の下でもがいている。これはある意味戦争よりももっと悲惨な結果を人類にもたらしかねない、一部の人たちが懸念するように人類はAIによって敵だと認識されかねない危険がある。それを防ぐためには人間存在が否定的であることを止めることが何より大事なことになる、私たちは自らをAIに否定される前に考えを変える必要がある。
もうそれについて多くは書くまい、何故ならモノが見える人にはこの騒ぎが日本の命運を握っていることは分かっているからだ。分からない連中だけがぎゃあぎゃあ騒ぎ立てている、もう世界は基本的な日本の在り方に気付いているから、その代弁者が台湾の次期総統候補者の言葉であり、「日本政府の言葉ではなくデータを示せ」、と言っているが、その言葉こそ日本の命運を物語っている。先日日本の副総理が訪問して国交のない台湾にかけた言葉に対するあれは返答であり、そして世界の代弁者でもある、ニューヨークタイムズ紙さえ「懸念の放出が始まった」と書いていた。そのことが理解できないバカがギャアギャア騒ぎ立てている。さぁ日本人よこれが最後の戦いになろう、そのことを心して臨め、自分たちの失敗による失敗した結果の水の放出が自分たちの命運を決めるのだ、だれに文句を言う筋合いがある?、「透明性を確保している?」そんなことは最低限の責務だしその責務さえ疑われているから数値データの公表が必須なのだ。もうことは決したのだしかも自分から。それだけが全てだ。<権力もメディアも反社勢力と完全に一体化している日本は、国葬しても国賓の誰も来ない自ら国家を否定するヤクザ国家のままで本当に行くのか?>。
超越の現象学
今の地球環境の悪化や人類の紛争状態を考えると、この危機をもたらしているのは明らかに人類の文化的欠損によって地球の平衡状態が壊されているからに違いない、そこから翻ってでは日本の文化が人類にとってこれまで寄与してきたものとは一体何か、といえば日本人の自然観は欧米のそれとは異なり、まったく別の文化を築いてきたことは誰しも異論はないと考える。そしてその文化的歴史の線上から見ても、今の人類の紛争は環境破壊のひとつの姿としてとらえることもできる。実際ウクライナでのロシアの行為は見ての通りこれまでのウクライナの文化の破壊であり、ウクライナ人の殺害はその文化の抹殺行為である。そう考えるとそれは日本の文化を欧米の文化としての価値観と同一視するのは危険であり、それは日本文化の抹殺につながることになる。つまり戦争は文化の抹殺行為であり日本の右翼政治の思想は自己抹殺文化といえる、というのも今のウクライナ紛争を横目に日本の右翼政治は明らかに日本を戦争準備へと進めていることは明瞭で、安倍氏などは敵の中枢攻撃にまではっきりと<敵>という言葉を使っている、ここでいう敵とはつまり文化的抹殺対象のことを指す。それは今の現状を指して言えば、ウクライナ人の抹殺行為に他ならない。それが欧米流のいわば戦争行為であり、日本文化とは全く違う環境対応といえる。そして先の戦争の教訓からすると、日本の保守文化の否定の原理の帰結として日本が他文化にとって十分に抹殺の対象となり得る。つまり、日本がその戦争に巻き込まれずに生き延びる術を現実的に考えると、<中立化>意外に考えられない。それはロシアとウクライナとの停戦協議のなかでもロシア側の提案としてでてきた言葉であり、それは日本が何も欧米流の文化の真似をする必要のない生き方としてもはや民主主義の失われた人種差別のるつぼと化したアメリカとも決別し、中国を除く東、南アジアと共に民主主義を守る最も優れた選択肢といえるのではないか。
ウクライナ侵攻1年、この人類の哀しすぎる出来事には実は私のこれまでの観察から読み取れる実存は、人間の事実を読み取る認識の中に勘違いの部分による曲解が多く含まれ、それによって互いの意地と強がりが更に悲劇を大きくしている面があるのではないか?、と思う。それは真実を語る者がいない、という事実だ。この10年間私は日本の出来事とそれを認識する今を生きる人々の間のギャップを強く感じてきた、それが日本の政治および歴史を大きく誤ってきた経緯とそれが日本の未来にどれほど悪影響を及ぼすのか、誰一人冷静に考えることが出来ないほど自分たちの歴史に対する謙虚な科学的対峙が出来ないまでになってしまっていた、それがアベ政治の結末であり、安倍元総理の結末=日本の結末、という危機に日本は陥った、にもかかわらず日本政治はその危機感さえ持たない有様、実はロシアも今同じ状況に陥っているのではないか?、プーチン氏の年次教書に対して8割近い国民が信認を持っている現実が、ロシアの政治プロバガンダの被害妄想を国民が信じている実態がウクライナ戦争を続けさせているという現実は、まさに戦前戦後の日本政治のプロバガンダに日本国民が酔っているさまを彷彿とさせる。それを質すには誰かがロシア国民に真実を告げる以外に方法はない。それができるのは欧米ではなくロシア人でなければならない、今欧米のやろうとしていること、特に日本が議長として進めるG7の対ウクライナ軍事援助は単にロシア人にさらなる火に油を注ぐことでしかない。「欲しがりません、勝つまでは」という終戦間際の日本軍の標語を思い出せばその理由が納得できるだろう。それは当時「鬼畜米英」への劣等感と憎しみが日本人の気持ちを燃え立たせた結果であり、今のロシア人にも同じ火が点いている。本当にこの戦争を終わらせたい、と思っているのなら対立を煽る行為ではなく、誠実に真摯にロシア国民に真実を告げる努力をすることではないか?。そしてロシア政治のプロバガンダが真実とはかけ離れていることをロシア人に理解してもらう以外、この戦争を終わらせる方法はないし、これは更に事態を悪化させるばかりで何の解決にもならない、と私は思う。ついでに言うならば今の日本の劣化は、戦後欧米に追い付いたという安心感(ロシアと同じ勘違い)と自己満足の慢心(劣等感の反動)が日本人を劣化に貶めアベ保守政治の創造性欠如(自己認識を持たぬがゆえに他国の洗脳 “統一教会、他” によって操られている)の結末が日本の行方に立ち塞がっている。西側のロシアを追い詰めようとする戦略は更にこの悲劇を深い傷にして広げる働きしか持たない。それを転換させ本来の和解の姿にするのならG7議長国の日本は欧米の立場を離れ本来の平和を作り出す役目を担うべきでないのか。それは真実を誠意を持ち語ること、そして今の意地の張り合いは人類に何ももたらさない無益(一部の国の利益のみ)だということを説得する以外にない、(遠回りのようだがそれが近道)と私は思う。