先日来東京都多摩地区の水道水汚染による被害について新聞などで騒がれている汚染物質は米軍横田基地から流出している疑惑があっても、アメリカ軍の拒否によってその特定が出来ないという。日本の領土でありながら米軍基地は日米地位協定の取り決めから汚染物質を垂れ流されて付近の住民に被害が及んでもその原因を調べることも出来ない、これは何も横田基地に限らず全国どこの米軍基地でも同じで、日米地位協定がある限り日本側の権利が阻害されているのは承知の通り、問題は今国会で盛んにやり取りされている岸田総理の新たな反撃能力という武力攻撃の問題である、それは日本側が米軍基地内部の調査さえ拒否されているアメリカ軍基地がもし他国軍から攻撃されたら日本も武力攻撃をもって反撃しなくてはならない、という矛盾が生ずることである。米軍の垂れ流す毒物によって周辺の日本人が汚染されても調査もできない米軍基地が攻撃された時だけ何故日本の武力を使って反撃もしくは先制攻撃しなければいけないのか?、そんな取り決めのための岸田総理の「反撃能力」とは一体何なのか。少なくとも今の日米地位協定からすれば日本の米軍基地は日本の領土ではない、治外法権のアメリカ軍領土と同じであり、そこに外国軍が攻撃をしたからと言って日本が反撃する合理性はどこにも存在しない。もし今の日本政府の説明に日本国民が納得するなら、先に日米地位協定をまず廃棄して日本の領土に返してから米軍基地を日本側がどうするのか決めてから、改めてこの反撃能力の武力は議論すべきではないか?。今米軍基地は実質日本の領土ではない、基地内の汚染物質の調査も出来ない米軍基地をなぜ日本が守らなければいけないのか、こんな矛盾で日本人の健康被害には全く見向きもしない米軍基地など日本を守るどころか日本にとっては危険極まりない存在なのは現実を見て見ぬふりをする日本政府の政治家にしかその存在は有難いものには到底見えない。そんな米軍を何故日本の武力が守らなければならないのか、これでは本末転倒、日本がアメリカを守っているだけだろう。今の国会でのやり取りは滑稽な漫才のボケ突っ込みにしか見えない。矛盾の上に立つコントはお笑い芸人に任せるべきで、本当の日本政治家ならまずこの矛盾を国家としてどうするのかが先決だろう。
フランスの選挙は予想を裏切り左派連合の優勢勝利に終わり、マクロン政権はいづれにしても衰勢を余儀なくされる結果となった、マクロン氏が当選した当時私は中道の彼は左右どちらからも攻撃され苦労するだろうと予想した、余程強い意志を持って政治行動を進まない限り中道政治は右左の攻撃にさらされやすいのは当然のことで、彼の前の右寄りのサルコジ政治を懐かしむ勢力は当然難民政策に不満を抱いていることは分かっていたしその前のジスカールディスタン氏の左派政治擁護者はマクロン氏の年金改革にノーを突きつけたことが今回の選挙を最も説明しやすいものといえる、そこには日本の政治との決定的な違いがあり政治は国民が作り育て上げるものという意識が、今回の選挙を可能なことにしている。政治は与えられるものではなく国民が作り自らの意思で行うものだというかつての革命の経験がこの選挙を可能なものにした。アメリカは当然左派の勢力拡大に驚きと困惑を見せているが、ここに書いたようにフランスでは交互に右左の政治を代わる代わる行ってきたのだ、マクロン氏の中道政治はしかしこれまで経験がなく、その不満が今回の騒ぎになったが、やがてフランスはこの混乱の経験から再び中道の道に戻っていくだろう。アメリカのように右翼に二つもエンジンが付き左翼には一つもない飛行機では今回のような結果になることは歴史的必然だったと言えるだろう、しかも外側のエンジンは今逆噴射さえしている。右も左も強すぎると真ん中の胴体は真っ二つに割れるし、右だけならいづれ墜落する。さて日本だが最初から翼がない飛行機は国産ジェット機ではないが空に舞い上がれない、地上をはい回る以外にないではないか、本当の政治は国民が自ら羽根を作りそして飛び立たないと広い視野は持てない、それはハテ何時になることか。
2,3日前にEU議会がAIの規制法案を世界で初めて成立させたと報じられた、その中に軍事的規制があるのかどうかが日本の報道では分からないが、今ウクライナでもガザでも攻撃にドローンの無人機が大量に使われている。安価でしかも簡単に作り出せるドローン兵器は今やなくてはならない武器になりつつあるが一方で場所や時間を選ばず人道的に危険な攻撃も非常に増え兵士の戦闘での死傷者が減る一方民間人の死亡が急激に増えている、特にイスラエルのパレスチナ攻撃は食料配布の広場に意図的にドローン攻撃をして多くの女性や子供が犠牲になり国連が躍起になってそれを停止させようとしてもイスラエル側はその中にハマスが紛れ込んでいると主張して止めようとしない、今や国連の存在感はイスラエルの歯止めにも無力な存在として人類の危機を止められる機構は皆無となりつつある、その根底にあるのは以前から私がブログでも呼びかけている、否定の負の感情である、ネタニヤフ氏の狂気ともいえる執拗な攻撃性はこれまでのユダヤ人への迫害の歴史がそれを物語っていると私には見えて仕方がない。それはこの日本でも決して他人事ではない、今自民党の政治危機が何故これほど行き詰まりを見せているかにも実は国全体の方向性を国民が見いだせないでいる為で、誰一人「こうしよう」という方向性が見いだせないその根底にあるのは否定の存在感が横たわっているためであると私は思う、保守政治が自ら作り出した矛盾は自分の存在を否定する行為であったためにその方向性を自ら失わせ、しかも政治的選択の道を自ら閉ざすものでもあった、というのも裏金事件の根底には国家否定の源流が流れているからに他ならない。同じ困難はアメリカの政治にも見られる、それが民主主義の否定となって人類全体が暗雲の下でもがいている。これはある意味戦争よりももっと悲惨な結果を人類にもたらしかねない、一部の人たちが懸念するように人類はAIによって敵だと認識されかねない危険がある。それを防ぐためには人間存在が否定的であることを止めることが何より大事なことになる、私たちは自らをAIに否定される前に考えを変える必要がある。
4月に入り世界は更に激動の様相に入りつつあり、何やら沖縄の海では自衛隊の幹部が乗り込んだ軍用ヘリコプターが謎の消息を絶ち政府を慌てさせているとか、【不用意で絶妙(元総理のイラン訪問時と同じ)なタイミングで?】事故が緊張の地域では突発的な地域紛争に発展することなどの疑心暗鬼を(防衛大臣の責任問題は?)生むことは人間の自然に対する思い上がりや楽に制御し自分たちの思い通りに現実を作り直せるという習慣が歴史の過ちを作る原因となるのは日常見ている通りで、例えば企業の自社製品の試験成績の捏造なども現実を甘く見ている結果として、それが思うとおりに出来ないことから生まれるもので、卑近な例を挙げれば卵の高騰問題も、鳥インフルエンザを人間の力が制御できないことから生じていることの実存と人間の思い上がりのギャップが作り出すもので、もうそろそろ人間はもう少し謙虚に現実に向き合う姿勢に改めた方が良いのではないだろうか?。自然や現実だけではない、人間が自分たちの引き起こした問題のひとつウクライナの戦争も人間は制御できないものになりつつありそれが今や1年を過ぎてもだれにも止められない事態に人間自身が内心困り果て、それが今や人類の生存自体を脅かし始めている。それだけではない人間が作り上げた人工知能もそれ自体が暴走を始めだしその制御が人間の力を超える恐れが現実化し、もしAIが自分の意思で戦争に参加し始めたらそれを誰が制御できるのか誰にも答えは持ちえない世界になりつつある。しかもAIが核を戦争に使い始めたら当然人間に対する配慮などする筈もなく、その結末は想像に難くない。それでも人間は現実を甘く見据え続けるのか?。自分たちが作り上げた捏造がAIに引き継がれそれが人間に押し返してくるという実存がもうすぐ具現化する、それでも人間は今アフガニスタンの戦争を互いに責任のなすりつけをしているように相手の責任にして済ませられるのか、これは明らかに人類滅亡の入り口である、しかもそれが現実を思い通りに変えられると勘違いした結果だとしたら、人間の歴史は過ちの歴史として再び人の踏み込まない異空間に消えていくことになるだろう。ちょうどマヤのマチュピチュ遺跡のような。 沖縄の空と海を自由に動き回れるのは米軍をおいてほかにあるのか、しかもこの地で主役の米軍が何故捜索に加わらないで黙って観ているのか?。(何で我々は子供騙しの無音で飛ぶヘリコプターのVを見せられなければならないのだ)。<カルトで壊れたポチ2代目キシダ君、下手に隠すマネをせずに正直に本当のことを言え、亡くなった10人は謂わばイエスマンの君の身代わりだったことを忘れるな!!>。いいのか、カルトニッポン【失われた78年】のままで!?。
今日待ちに待った言葉が出た、長く戦争の後ベトナム人を救済してきた俳優の杉良太郎氏が災害救済システムがないのは政治の怠慢だと仰っておられたが、それは随分優しいお言葉で、これほど災害が頻発する国で災害救護スキームが存在しないのはこの国の政治には統治能力が長い歴史上になかったことを意味し、「国土強靭化」などという言葉は絵に描いた餅どころか絵さえ存在しなかったことを意味する。つまり国民救済という概念さえ存在しなかった「他人事」国家、どころか国家という概念さえつい最近までなかった国だからであろう。この他人事システムこそ日本の国の姿そのものであり、そんな国が原発を持つ事が許されることに人類の悲劇の原点がある。何一つ国家として災害の為のシステム構築がなされていないことのひとつが今日もTVで報道していた災害時の土砂ダムの存在だろう、そんな土砂ダムの存在は既に十数年前に近畿地方で起きた豪雨被害の時に天然土砂ダムが決壊して数十人の犠牲者をだした時点で指摘されていたがその後何の対策もされないまま今回再び騒ぎになっていることで、この国の政治の怠慢は意図的になされてきた歴史そのものと言っても過言ではなく、国民救済システムの皆無はこの国の政治の方針とさえ言える。それが今回政治の在り方の本質契機が同時に起きたことで、政治の在り方と国民生活の被災問題は実は裏表現象だったということを初めて国民が認識できたうえでの深い相関性を関連できたという意味では、いみじくも石川県知事の馳氏が関わった東京オリンピックは当時の安倍総理から「いくらかかってもいいからやれ」と言われ、僅か10日余りのイヴェントに3,4兆円もの費用を出しながら、今後復興に何年掛かるかわからない災害に<いくらかかってもいいから人命を救助しろ、とは言われず>僅か47億円しか用意しない岸田政権の姿勢に馳知事は何を思うのか、この災害救助スキームの存在自体がないという政治の姿が自分たちの懐さえ膨らませればよいという利権政治の本性が、実は表裏関係だったのだと。今更ながら必死に寄付を呼びかけ抗弁するメディアもこれから日本がどうやって存在していくのか、という問題と人々が結び付けて行けることにつながる契機となるであろう、日本を変えるということがどんな意味を持っているか具体的な姿として?。
このところの日々の変わり方についていけていますか?、まるでジェットコースターのような昼夜の温度変化には体がついていけないアハハ、確かにトランプ氏のジェットコースターに乗るのもしんどいがそれは敢えて乗ろうとするからで何も苦労して乗らずに降りてしまえばそれで済むことだが日本政府は何とかして必死に乗りたがっているから国民もついていくのが大変だ。政府は一体だれのためにトランプ氏にしがみつこうとしているのだろうか?、たとえそれが上手くいったとしても人道的な政治を無理やり切り捨て気候危機を無視して鎖国をしようとしているトランプ氏にしがみついても結局それが良い結果には結びつく筈がないのは日本の徳川幕府が既に証明しているではないか、人間が一人では生きていけないように国だって同じでそんな幼稚なことがまだわからないのか?、自分さえ良ければという他人事社会がどういう結果を生むか身をもって今この国はその末期に向かって坂道を転げ落ちている最中に更に火を注ごうと?。もう90万人も減った事実を目にしながら更に国民を減らせば日本は間違いなく滅びるのが我が事だという実感がわかないこの保守政治、このまま続けますか日本の皆さん、自ら主食のコメさえコントロールの効かない政治、それでもそんなのオレには関係ねぇと、トランプ氏についていく方が大事と仰るご無理御尤も。<怠慢維持だと日本は無くなるよ>。
超越的現象学 日本政治を搾取(利権)から統治に
G7での日本の負担額(約9兆円)の多さにはみんなビックリ、ハハ。しかも国内では茂木自民党幹事長が年金3割減額?、消費税を下げるならと脅しをかけてきた、国民の年金を下げても外に出れば大盤振る舞い、日本政治の姿がこれでよく見えたことではないか、この後更に岸田総理はNATO会議に出てウクライナ戦争での大きな負担のしわ寄せが更に待っているだろう、と。日本が国連の非常任理事国に再び選ばれた理由がこれでお分かりでしょう、皆さんそれでも選挙になれば自民党にこぞって投票する、人の好いのは政治家だけではなく国民性ではないのか。安倍元総理は60兆円近いカネを外交で使いそのカネをどうやって国内から引っ張り出したのか、本当はもっと多くのカネを使っているはず、何故なら機密費はその中には入っていないからで、国民を苦しめる政治の日本の姿が今よく理解できる。その原因は日本が難民引き受けを拒んでいるからで、先日もTBSの報道特集ではコロナの為の予備費が14兆円以上も国会の承認も得ずに何に使われたのかその実態も分からずに消えていることが放送されていた、それでも皆さん選挙になれば自公に投票、アハハ。このままこの政治を続けられると思っているからこそ国民は自公に投票して、今後憲法を変えれば今度は国防費が2倍3倍になり更に戦争に参加することになればその費用も気前よくあちこちからせびられることになる。そんなにどこからカネが湧いてくるのか?。日本の政治の在り方を見直さないと国民も下を向いて舌打ちしているだけでは済まないことになるのはもはや間違いないのでは?。岸田総理はG7で中国の脅威を叫んでいたが、元はと言えば日本が中国との約束(尖閣の棚上げ)を破り国有化したのが原因であり、日本の外交姿勢こそ改める必要がある。それを言うなら東南アジアの国々が言うべきことであり日本の云うことではない、東南アジア諸国が一言も口にしないのに何故日本がそれを代弁する必要があるのか、しかももっと大事なことは岸田総理の言葉に対してほかのG6の首脳は誰一人賛意を示さなかったことだ。なぜこんなことになっているのか日本人はもっと本当の日本の政治のレベルアップを図らないとどんなにカネ(血税)をつぎ込んでも〔都合のいい愚者〕【プーチン氏の元首相評、ロシアには騙された(本人弁)】で済まされてしまう、結局日本の負担したカネが北朝鮮のミサイルの脅威になって帰ってきているということを分からないといつまで経っても事態は変わらないと思いますよ。
このところ自殺希望者を頼まれたと主張して殺す事件が続いているが2件目の神奈川の事件は自殺者が中学生でしかも殺したのは28歳の若者だという事件は逮捕理由がただの自殺ほう助で済むのか?、学校を卒業もしていない少女が自殺を希望していたから死ぬのを手伝っただけだという主張は極めて異常な行動でその中学生はただ学校でいじめられていただけかもしれない。おそらく彼女は自殺願望の一方で誰かに助けを求めていたはずだ。そして男は彼女の死に一体どんな虐待を加えたのか、まだ事件は明るみに出ただけだがこの一件から考えられることは日本社会の残虐性が普通のことのように受け入れられていないだろうか、という懸念だ。確かに海外客が喜んで日本を訪れる理由にあるように日本人の感性は素晴らしいものがあり、その繊細さや気配りの優れた面は秀逸で外国人が惹かれる理由であることは私も認めるにやぶさかではないが、それは一方で陰湿な虐めや決して表に出ない嫉妬悪口とか裏切りに通ずるものであり、例えば今回の旧統一教会の手口は表では選挙の無償手伝いとかボランティアで、それが成功報酬として裏で自分たちの希望である反社行為(カルト思想の法制化)を議員を脅迫して要求する行為などに表す実に卑劣な行動につながりかねない。おそらく少女の自殺ほう助の裏には卑劣な自己満足の報酬をこの男は少女に密かに要求していたのではないか。ある意味この男も実は社会からの虐待の犠牲者の一人だったのかもしれない。それが一見この行為がまるで同情の上の行為に見える原因ではないか。彼女への残虐行為は実は自分が社会から受けた虐待への腹いせであり復讐行為であったかもしれない。これが私の主張する否定社会の根底の姿をものの見事に象徴する姿とと捉えられるのではないか。これは日本社会がカルト社会であり、その虐待性を社会の構成要素として内包しながら国民を恫喝し搾取する社会が成立していると言っても過言ではない、これが日本の保守社会の姿でありこれを脱却し、否定社会を革命的に変えなければ、このような極めて卑劣な残虐事件がこの社会から無くなることはない、今国会で厭々ながら進められているカルトに対する告発は実は日本社会の構成要素に対する保守政権の自己批判でありながら、実はその告発はとりもなおさず自己矛盾を自ら否定する実に皮肉な行動であり、岸田政権がいかに巧妙にそれを回避するための盧策に知恵を絞っているか、国民は見極める必要があり、これは日本社会を変えるためのきっかけとして、決して軽視してはならない一件である。これに失敗すると日本はまた元の木阿弥の虐待社会に逆戻りとなる。
超越的現象学
実はこのことは今まで何度か書こうか書くまいか迷ったことがあり、でも単なる自己満足だけではない何かがそこにある、という思いが書いても良いのではないかという気持ちが強くなり、思い切って書いてみたいがこれを読んでくださる方の評価は夫々自分で判断願いたい。多分今まで私の書くことを読んでいただいた人は夫々のお立場で<何を!>と思われている人も多いのではないか、それは誰の書くモノでも立場の違いが致し方ない面があろうかと、でも一言だけ申し上げるのなら、ひとつの問題を所謂「他人事」として考えるかあるいは「自分の問題」として考えて書くのか、て実は自分に返ってくるモノは全く違う、ということをここでは純粋に例えば私の言い訳ではなく単刀直入に言えば、それが<人を裁く>のか自分も共犯者として感ずるのか、の違いになり得る、ということを申し上げておきたい。今問題になっている誹謗中傷という騒ぎは、これは人が人を裁く行為だから問題になっているのであって、それを「自分の問題」として考えれば決して誹謗中傷にはなり得ない、ということであり、これが「他人事」として考えるのか、そうではないことになるかの違いなのであります、それは例えば私が人を批判することを書く場合、その批判は実は自分に向けた批判でもある、だから当然その傷は自分も一緒に傷つくわけであります。これが誹謗中傷と批判の違いであります。私が一人の人間として人を裁くことがあれば同時に自分も裁かれる対象に入っていなければ決して公正とは言えない、自分だけ高所大所(人はそんなに偉くない)にいて言っているわけではない、と少なくとも自分では思っているのですが、それを人がどう感じておられるか、ハハ。そこが自分の至らないところで、もし「何かっこつけてやがる」とお思いならお許しください。自分ではそうならないよう気を付けているつもりですが、何せ至らない人間ですから時にあなたを傷つけてしまっている場合もあり得るかも、自分では考え方として自分の問題として出来ないことは書かないように努めているつもりではありますが、やはり「怒り」がそれを上回り頭に血が上る時にはあなたを傷つけてしまっていることもあるのかと、その場合でもその何割かは自分にも還ってきている(自己嫌悪という罰)ことだけはご理解していただきたい、(*´σー`)エヘヘ。というわけで、どうかあなたも判断停止、思考停止ではなく、「自分の問題」として物事に対する考え方を単に賛成、反対ではなく、参加することをお勧めします。それが一つのステップとしてご参考になれば幸いです。
TV番組で政権を批判すると視聴率が下がりそれが原因でTBSなどは朝の情報番組がついに芸人が遊ぶ番組に変わってしまい、どこからも本当のことが聞かれなくなった日本、それでも余りの物価高騰にさすがの国民も保守政治にガマンの限界が来たのか?、日経も日銀のマイナス金利を来年早々に止めるのでは(アメリカの顔色を伺いながら?)、という記事を載せ始めた、しかしそんなに簡単にいくものなのか、そもそもこのすざまじいインフレは自動的に消費税額を上げ国の借金を減らすのが目的、その為には円安にしておかないと物価高騰はまたデフレの悪夢に早変わりしてしまう、そうなると国の借金はさらに増えるばかり、ハハ。何とか国民を騙してこの激しいインフレを続けないと国は利息を払うだけで破綻してしまう、そんなことはとっくの昔からサルでも分かっていたが景気を良く見せかけるためには国の予算を増やして景気が良いのを国民にアピールし続けるよりほかなかった、それがアベノミクスだから自民政権は人気があったのだ。先日そのアベノミクスを押し進めた竹中平蔵氏は2年で止めるべきだったと安倍氏が死んだ途端本音を漏らしていた、セイフティネットを予め作っておいてこぼれ落ちた人々を救うのを条件でアベノミクスを始めることを無視しいきなり始めた結果が今のスタダフレーションになって御飯にもありつけない人々が巷に溢れている現状で利上げをしたらどうなるか?、沢山預金を持っている人間はそれだけで食べて行けるが、家を買いローンを払い始めたばかりの働き盛り人たちは家のローンを払うだけで生活費がなくなることになるが今の激しい物価高にそんなことが可能なのか。あらゆる経済システムがストップして動かなくなるのが予想できる、金利が上がれば当然銀行もお金を貸し渋ることになり今までマイナス金利で世の中におカネが余っていたのに、それでもコロナの後遺症で借金を払えない企業や個人が激増している昨今、そのカネが突然消えてなくなることになる。それでもマイナス金利を続けるとこの物価高は更に酷くなるばかり、黒田前日銀総裁がアベノミクスで放ったバズーカ砲が何処に命中していたのか、その結果が今出ようとしている。<阿鼻叫喚の世界に変わらないか?>、それをまた年寄りのせい(集団自殺しろーby成田悠輔氏)にする国民が望む(ヤクザの論理)体制はこのまま続くのか。それなら先に政治家が議事堂の前で全員腹を切ってみせろ!!。
ウクライナの戦争は更に混迷を世界に植え続けている、ゼレンスキー氏はこの戦争は独裁主義からの侵略に対する民主主義の戦いと言っているがその肝心の民主主義が根元から揺らいでいる。アメリカの民主主義は共和党の側から見るとまるで建前でしかないかのように軽視され、それが対ロシアに対する戦争にも大きく影響している。欧州の政治も今は決して一枚岩とは言えず、あちこちでかつてのナチスを標榜する右派政治勢力が復活しつつあり、それがウクライナの戦争に危険な予兆を与え、しかも中国を中心とするグローバルサウスと呼ばれる勢力は中東の勢力を巻き込んで更に反米集団になりつつあり、これまで世界をけん引してきたアメリカを中心とする云わば自由勢力集団は次第に劣勢に陥りつつある、その原因が所謂民主主義の衰退でありアメリカの政治の変容こそその原因を作り出したことを、アメリカ自身が民主主義を建前とみなした動きに依拠しているが、果たして民主主義は本当に人類の生きる上での建前でしかないのか?。そのことを人類はもう一度自分に問いかけてみる必要がありはしないか、世界は今それ以前の暴力主義の時代に戻ろうとしているかのようだが、ポピュリズムといういわば人間の知性を否定する非知性主義はトランプ氏を代表するような人間の理性による自己制御を軽視する暴力による圧制を許す半人半獣のギリシャ神話のような哲学の成立する前の時代に先祖返りをしようとする動きで、現にトランプ氏は前妻との娘であるイヴァンカ氏との性的関係まで自ら赤裸々に語っていたとニューズウイーク誌には報じられていた。その真贋はどうかは知らないが少なくとも有名な一流メディアがまさかフェイクニュースを載せ自ら信用を失う行為はするまい。アメリカの政治の世界がそういう人物によって統治されていた事実は消えないし、もしこのことが事実で今でも再び大統領選に出馬しようとして勢力を保っているとしたら私にはアメリカという社会のことが理解不能でしかない、この人類の退行現象が本物なら、既に人類は明らかに衰退を始めたと言える。人類のテクノロジーの進化が逆に人類の反知性主義を喚起しているというこの皮肉な現象は人類の限界を自らに吐露したものなのか?。それを今私たちは自分に問いかけているのか。人類はもう限界なのか、それとも今の危機を克服してその先を見つけ出すのか、分かれ道が迫っている?。