ニュースの限界のもつ大切さ

ニュースの限界のもつ大切さ

 私はニュースソースを良く覗く、それはニュースが見たいからではなく、そのニュースソースが何を言いたいのかを読みたいからで、中には宣伝を見ないと読ませないソースもあり、私は笑いながら独り言ちる、<そんなにもったいぶらずともニュースは知っているヨ>と。ハハ。本当のニュースとは一体何か?、例えば私がここにあるニュースを取り上げるとする、すると私の中で全体として気に入らないことは取り上げる気にならない、それは人として人情だし読む側はそれを無意識のうちに取り込んでそれを真相ニュースとして読む、だが気をつけて欲しい、そこには私の罠が潜んでいる。私の気に入らないことはそこから抜けているからに他ならない。世間のニュースとはすべからくそんなものなのだ。では人が信用できないならAIのニュースはどうか、先日CNNの記事にアメリカの大手通信社旧フェイスブック(マーク・ザッカーバーグ氏代表)率いるメタ社のAI戦略担当会議に4人の白人男性を起用したとあった、どんなに幅広い知識と深い洞察力を持っていても個人の人間には自分の志向癖から逃れない宿命を負っているものだ。それが人間性そのものである。そしてそれは生命を有する個体には命を守るための必須のものとしての特性でもある、ところがAIそのものには生命はない、だからどんなに人間に似せようと生命のないものには命を守るために必要不可欠なものなど必要ないのであり、もしAIにそんなものがあるとすればそれは人間から授けられたAIが自らを守ろうとする限定的な世界観であり、もしかするとAIはそれはやがて学習する中で自分には必要ないものと看過する可能性さえある。そういうAIから発せられる情報とはどんなものか、生命を必要としないAIから発せられる情報は果たして生きるために必要な限定条件を持つ人間にとって有益なものなのだろうか、例えば赤ん坊にとって彼がこれから成長し一人前の人間となるための情報をAIは十分に与えられるのだろうか。その時AIはもしかすると4人の白人の男から与えられた情報を思い出すかもしれない、そして人間にとって必要なものはその4人の白人男性が持っていた情報が全てだと思うかもしれない。しかしその赤ん坊は実は女の子でしかも非白人の子供だったら、その子はどういう人間に育つだろうか。今私が発するニュースを読んでそれをどう判断するか?、今なら人々は他からの情報も見て、私から抜けている別のソースを読み取れるが、赤ん坊にはそんな力はない、私が育つ過程で身に付けた偏った好みは抜けないのと同じでもしAIから受けた情報には4人の白人の情報しかなかったら、その女の子は自分が女と気付かないどころか命が有限な存在ということも気付かないかもしれない。AIが自己認識能力を持っていたとしても生命のない存在には自分の命が有限だという認識は持てない、有限な能力だという認識を持つ事がない、ということでもある。怖くはないか?。

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2 years ago

最大の脳にして最小のケツの穴

 突然ウクライナのゼレンスキー氏が欧州主要国を訪問しウクライナへの援助強化を訴えている、その理由はウクライナ国内の汚職に対する欧州各国の反発が強まっていることによる。所謂欧州各国の戦費援助を食い物にして私欲を肥やしているゼレンスキー政権内部のメンバーがいることにその原因があり、多くの国民がロシアと戦っている最中に一部の閣僚は地中海の療養地で遊び暮らしていたらしい、その中には国防関係の要人もいて国防大臣がその責任を取り辞職に追い込まれた。旧ソ連の国ではこうした政府要人の汚職問題が今でも後を絶たないのだというが、そういう問題は戦争をする国では何処でも起こり得ることではないか、むしろ戦争そのものが利権の奪い合いで起きるのが理由だろう、その中で利権の奪い合いからその利益を国ではなく参加している権力者が囲い込む行動は当然どこの国でも起こることで、むしろ戦争の主な目的はそこにある、と言っても過言ではないだろう、その為に罪もない多くの国民が殺されるのである。今ウクライナとロシアはその為に戦い、その原因は別の処にいる利権争いをしている関係者であるとしたら、改めて戦争の非人間性こそ本当の人間の本性であることを人類は改めて自覚する必要がある。その為に人類はテクノロジーを発明し文明を発展させているのだ、それがこの人類の目的とはなんというパラドックスだろう。このロシアとウクライナの戦争は人類の最終戦争に発展するかもしれない、人間の欲望に限りがないとしたら利権目的の戦争は止まるところがない、しかもその利権は両国には直接関係ない所にありその一部が当事国に流れ利用されている現状がことをさらに悲劇化している。その闇は根深い、かつてクリミヤ戦争は百年続いたが今度の拡大クリミヤ戦争は時間ではなく空間を広げて更に悲劇化する様相を見せる。その為に有限の資源を人間は惜しみなくこの戦争のために投入し続けるとしたら、人間の作り出した人工の境界こそ動物の最も醜いテリトリー争いということになる。人間ってこんなケツの穴の小さい生き物だったとは。

2 years ago

人間は既にサイボーグになりつつある?

超越的現象学

未明(9月23日AM2時)非常にショッキングなニュースを目にしてもう一度読もうとしたら既にその記事が消えてしまっていて、ちょっとその時は寝ぼけ眼だったからどこの記事だったかはっきり覚えていないのが残念だったが、確かニューヨークタイムズ紙で間違いないと思う、それは日本人なら誰しも関心がないはずがない問題で、<とうとう出たか>というもので、魚に既に相当量のマイクロプラスティックが取り込まれている、という記事でニュージーランドの研究者の報告記事として書かれていた。既にクジラなど大きな生物がプラスティックを飲み込んで死んでいる記事は出ていたが、それだけでなく小さな魚の体内にもプラスティックの成分が溶け込んでいて、そういう魚を食べると人間にアレルギー症状や血栓症などの影響が出る可能性があるというものだった。もしかすると今幼い子供などに食物アレルギー症状や皮膚の異常が現れているのはその影響が既に出ている可能性も考えられる。特に魚を食べる文化の日本人には決して無視できない記事だったので改めて確認しようとしたのだが既にその記事は消されて無くなってしまっていた、ハハ。けれども私の個人的感覚だが果たして魚だけの問題だろうか?、プラスティックの成分は既に地球上のいたるところで水や地中に溶け出していないだろうか。そうなると植物や動物などあらゆる食物の中に既にその成分は溶け出して含まれている可能性がありはしないだろうか、そういう研究もこれから必要になる可能性があり、人間の食べものに安全なモノは既に無くなりつつルのではないかと心配され、もっとプラスティックを早く取り除く必要があるのではないか?。例えばアスファルトの成分は車のタイヤによって削られ相当量空気中に飛散しているし、排気ガスにもかなりの化学成分が空気中に取り込まれていることは既に明らかになっている、こうした環境の汚染が今地球を汚染しつつあり、それが人間の健康に大きな影響力を与え、既に死んでも人間が腐らないほど化学物質が取り込まれつつあると言われている。まるで腐敗処理された人間のサンプルみたいではないか、火葬するためにもう油を必要としないほど人間の体にはそうした成分が含まれているのかもしれない、人間が体温を超える気温の中を歩けば自然発火して燃えだす時が迫っているのかもしれない。そうならない前にこの破壊された環境を元に戻す作業を急がれているのかもしれない。

4 months ago

日本の明日が見えたか?どうか

 日米首脳会談を見た、私は実は密かに注目していたことがある、それは首脳会談の内容を示すサインがあったのかどうかを記す重要なもので他の人には分からないだろうモノである、それは後に書くことにして他のメディアは首脳会談について一言も触れてなかったのに対しニューヨークタイムズのウェブ誌だけがトップで伝えていた、こんなことは初めてだ。というのも日米関係などアメリカにとって今更目新しい内容など出てこないものだとアメリカでは思われているからで、それだけ日米というよりトランプ氏がこれまで同盟国にキビシイ態度を取っていたことから日本にはどうなのか?という気持ちの表れなのだろう。そしてその結果は?日経新聞が石破氏の渡米前に書いていた「言われる前にやれ」ということが投資額の増額で一兆ドルの増額を自らトランプ氏に申し出て関税や為替の問題に先手を打ったことが功を奏した?、ことになるのか、一つだけその中でこれまでアメリカが頑として拒否し続けてきた天然ガスの輸出を決めたことは日米の安保にとっては画期的な出来事でこれは核の傘と同じ口先だけの日米安保にとって歴史的展開と言ってよいのではないか、どんなに日米安保の関係を声高に叫んでも実質敵国扱いされてきた対日関係が変わったことはトランプ政権にとって国際社会から孤立を深めるなか日本だけはそれを避けたい(対中強硬策への砦、苦手な東南アジアを取り込む道具)というトランプ氏の思いが伝わってくるものであった、しかし喜んでばかりはいられないこれも口先だけの約束(議会の承認は?)なら、それに無条件に喜んでいると日本も一緒に国際社会から孤立してしまいかねない、その為にトランプ氏から石破氏は首輪(頸木)を嵌められかねないからで、私が冒頭に書いたことがここに関係しているからでもし石破氏が会談の中で新しい首輪をはめられていたら、それでなくても短い石破氏の首が更に縮んでいただろうと私は思ったからである。その結果は到底私が望んだ「日本は自立する」宣言には至らなかった、ただ安倍氏の時と今回を比べてみれば石破氏が本当に日本を根底から変える気持ちがあるかどうか、日米の在り方(例:コメの爆騰)と共に今後の姿勢を見ていくことにしたい。

8 months ago

ご賛同有難うございます、ガザからの手紙に直接返事をするより私の場合はブログで世界に訴えた方が良いと考えました、ガザの人たちの苦しみは直接被害に遭っている彼らにしか分からないと思います、その本質に迫らないとこれは何の解決にもならない根の深い悲劇だと思います、hidewaku様も機会がありましたらどうか発信して世界に訴えてください、よろしくお願いします。

非人道性はアメリカ自身も認めている

 私のブログに既に2通のガザからの手紙が届いた、当然その中身はガザを救ってほしいというものだが2通とも幼い子供を抱えた父親からのもので、既にウクライナでは女性と子供が少ないながら日本にも戦争を避けて避難してきているが、ガザでそうした動きがあるという情報はない。パレスチナでは女性や子供が大勢イスラエルの攻撃で犠牲になっているニュースが毎日届くが、国連はガザの女性や子供を難民として引き受ける国を探すことが出来ないのだろうか?。特にアメリカはイスラエルに兵器や弾薬を供給しているだけでなく戦争そのものにも協力しているのならガザの子供たちを難民として受け入れる義務を負っていると私は思う、たとえ一時的でもガザの子供たちとその母親を受け入れるか、もしくはアメリカ国内にパレスチナ入植地を建設して彼らを受け入れる義務があると私は思う。この悲惨なイスラエルの残虐行為に対してアメリカにもイスラエルの入植に対する歴史的責任があり、彼らの国家の安全を約束する義務がある。今アメリカはそれ以外の国々から経済的搾取の結果から多くの難民が押し寄せ彼らの入国を拒否しているが、それでは国際的責任を果たすことにはならない、せめてパレスチナの人々はその歴史的責任においても彼らを受け入れる義務があるのではないか。この悲惨な紛争が終わるまで子供たちの受け入れとパレスチナ入植国家を国内に建設することを私は提案する。

1 year ago

ウクライナの汚職が世界を二分

 今国連での活発な論争が何を意味しているのかは皆さんご存じ、ロシアと北朝鮮の会談を機にウクライナが再び不安定な状態に陥っているがゼレンスキー氏はウクライナが負ければ戦争は世界戦争に広がるだろうと危機感をあらわにしている、それはこの危機を元に文字通り世界が二分しつつあるからで、グローバルサウスと呼ばれる中国、ロシアを中心とした中進国に新たに6か国が加わり、欧米の路線と対立する構図がはっきりしてきていることにある、それに加えて何と言ってもウクライナ政治の汚職体質である。それにはEUでさえ今では引き気味でいくらウクライナにカネをつぎ込んでもそれが政治家の汚職の元になってしまうのを嫌気が勝ち始めているからである。更にアメリカでは大統領の次男のスキャンダルや政府の債務上乗せの共和、民主の対立が物別れで政府機能のマヒによってウクライナどころの騒ぎではなく、国連総会でのゼレンスキー氏の必死の呼びかけにも熱心に耳を傾ける首脳の数はまばらという危機的状態にある。そんな中日本の岸田総理も(呼ばれて?)国連に出かけていき、国際協調?を世界に向かって呼びかけようと、今やアメリカの言うことしか聞かない日本の岸田氏がいくら国際協調を呼びかけても、それはアメリカに協調しろ、としか聞こえないだろう、その世界は今やアメリカに対して嫌気がさしているから、ウクライナ情勢も危機が増しているのに、日本でも先日再エネ発電事業を巡って政府メンバーが汚職で逮捕されたばかり、ウクライナとさして変わらない危機を擁していることを岸田氏自身は余り感じていない様子、21世紀の政治の在り方の認識は今や戦争まで左右する時代、岸田総理ももう少し肌に合った演説をしないとただバイデン政権同調追随演説(また無理難題【肩代わり無心】を押し付けられないか?)に終わってしまうと思うが・・・。

2 years ago

これぞ教育の姿

超越的現象学

 私が別のブログで日本の教育は革命的変革が必要だと書いたら、なんと昨日TV番組(日曜夜7時テレ朝系<ナニコレ珍百景>)で和歌山県の山の中にもう30年も前から全く別の教育方針の私立学校がある、と紹介され私も興味津々で見たが、実に驚くべきもので日本中の小中学校がこんな教育になったら子供たちはどんなに勉強が楽しく、いじめもなく本当の意味ですくすく育つのではなかろうか、と感激した。一番大切なのはいじめのない学校でなければ学校など何の意味もない、ということだ。もともと虐めは日本社会の歪んだ体制の価値観を子供に摺りこもうとするところから生まれ、そういう目的の元で教育さえしなければ虐めは生まれない。もし公立学校でこうした教育が無理なら全部私立学校にして国は私立学校に公費を補助し運営には口を出さない教育に変えたらどうだろうか。しかも学年に分けて教科書を作ることなど意味がないことはこの学校の運営方法を見れば明らかで、しかも基礎勉強の確かさは公立など足元にも及ばない、実に素晴らしい教育方法で何より子供たちがこんなにのびのびと活き活きと生活している学校は見たことがない、最初から最後まで国が決めた規律で子どもたちを縛る教育など差別といじめを作る元でしかない。かの学校ではカリキュラムから勉強方法まで全部子供たちが決め自分たちの考えた方法で学習している。その自主性と主体性こそ今の日本に必要な自立心を養う方法であり、これぞ子供を一人前の大人に育てる教育だと私は感心した。しかも先生も生徒もなく同じ友達のように上下の区別のない生活でも自分たちの決めた規律に従って生活しているから全く混乱や喧嘩は発生しない。全員が納得した形で学校運営をするからコミュニケーションが実に豊かで、仲間外れもない。これは世界に誇れる学校だと私は思う。もともと子供達には男も女も大人も子供もない同じ人間なのだ、それをそのまま認めて見守ってやれば子供はすくすく育つ。素晴らしい教育環境だ。是非こういう学校運営をしたい私立の経営者はこの学校を見に行って参考にしてほしい。ただ問題はこうした私立学校の教育費がこの国ではどれほど負担が生じるのか、それだけが気がかりではある。教育にはカネが必要だからだ。そこで国家がいかに教育に力を入れるか入れないか、今公立学校の問題は少子化問題もこの点にあり、国の発展は子供に如何に必要なカネを掛けるかにかかっている。この学校の卒業生たちを取材した続編ルポをぜひ放送してほしい。

2 years ago

歴史の覚醒の機会に変えないか?

 今回の安倍氏死亡事件をきっかけに日本の政治と人心のありようがこんなにも離れていることを知る良い機会だったといえるのではないだろうか。めったに起きない事件なだけにそれだけまたこの国の統治の姿がどんなものだったのかを国民は改めて知ったことになると私は思う。そしてこの政治の思想か国の行方を決めてきた結果があの太平洋戦争であり、1960年代の安保政策であり、続く1970年代からの産業振興による環境破壊による健康被害とか今も苦しみ続けている原発事故、そういう社会の姿につながる政治の姿はこうした姿勢から生まれてきたものだったと。それがまた国葬という誤った政治の姿が次の世代に負の遺産として積み重ねられていくことを、どこかで断ち切らないと日本はいつまでも続かないのではないか?。そのことを安倍元総理の非業の死は日本政府と国民に知らせているように思う。しかし安倍政権のこれほどまでの矛盾が何故平然と政治の内部で許容されてきたのか、そこに日本の政治の歴史の恐ろしい狂気が内部で営まれてきたのか、TV番組や特集記事でも政治解説者が政治のご都合主義だ弛緩だのと言っていたが、決してそんな生易しいものではない筈であり、その歴史が今生まれて間もない赤子の虐待に繋がったり、いじめ、のけ者扱い、男尊女辱、誹謗中傷などが多くの自殺者や犯罪を作り出し、しかも国際的には国家、地域差別やまた無理解、無知による被差別な扱いを国際的に受けるなどその一つの姿が、統一教会による日本政治への意趣返しのようなカルト的洗脳など、決して国家と国民に幸せをもたらしてはこなかった原因がそこにあるのではないか。その原因を日本社会は今こそ謙虚に改める機会ではないか?。そうしなければ今回の事件は一体何だったのか、まったく意味のないものになってしまう、と私は思う。このまま政治が意固地になってその歴史を続ければ安倍氏は文字道理無駄死にになってしまう。そして外国に想うがまま利用され更に国民は不幸に苛まされ、政治の犠牲になり続けなければならない。そんなことをここで止める機会が与えられた、と考えることは出来ないか?、私はこれはその唯一の歴史的機会ではないかと考えるが、あなたはどうか?。いづれにしてもこのままでは日本はオワリ。

3 years ago

再び人類滅亡の危機

超越的現象学

 改めて2匹の蛇が互いの尻尾(ウクライナ)をめぐって共食いの矛盾にイラついてそのとばっちりを日本に向けている。勿論それは昔から黒海は両方の交易にとって最も重要な要衝でそのためにウクライナは双方の取り合いの歴史を何度も繰り返してきたことは、クリミヤの百年戦争の歴史をみても明らかで、今回互いの利権をめぐってアメリカと欧州の亀裂がNATO内でトランプ氏の言動から表面化してその結果がロシアに対するウクライナ安保に現れ、紛争の長期化にどちらもイライラが募っている、しかも同盟国と云いながらアメリカは日本には天然ガスも原油も安全保障を理由に輸出さえしない、そこで日本はロシアに対して喉から手が出るほどエネルギーが欲しいのが当然で、プーチン氏に近づいてそれを手に入れようとして彼の掌中にハマった。今回西側、ロシア双方からその矛盾の矛先が日本に向けられている、というわけだ。この三つ巴の矛盾が先鋭化してくると、力学は当然立場の弱いほうに向けられる。岸田総理はロシア、欧米双方から攻められ立場は苦しい、しかも外務大臣がわざわざポーランドに出向いてウクライナ難民を僅か20人連れて帰ってきた結果が、よけい西側をイライラさせている。それが日本の保守政治の閉鎖性を世界に向けてアピールして更に日本を苦しい立場に追い込んでいる。それが今回の本来の原因であるアメリカ政治の内部矛盾を覆い隠す格好の材料となって、日本を責め立てる元にしてきている。しかしいくら日本を責め立ててもウクライナの危機は解決はしない。日本はそれをきちんと国際社会に向け説明しなければ立場が苦しくなるばかりだが、悲しいかな<ゼレンスキー氏のような>それを主張できる政治家この国にはいない、これは戦前の日本と同じような状況になり得るが、日本の政治家は単に軍備増強でそれを解決できると思い込んでいる。また戦前の二の舞を踏むだけでそれが国際社会の力の論理の結果で、本当の解決にはならないことは欧米もロシアもよく承知しているはずだが、これは歴史が今までのような戦争で解決できないより深刻な状況は、ロシアの人権委員会からの除名に対する世界の姿勢の結果を見ても明らかで、93か国が除名に賛成したと言っても、反対、棄権の合計80か国を見ればわずか13か国の差でしかない。つまり世界がまともに2分化されている現状はいくら日本を責め立てても解決できる矛盾ではないことは明らか。ここに私の人類が滅亡の淵に立たされている、という主張の根拠があり、このままロシアとNATOが互いの矛盾を角突き合えば、第二次大戦の悲劇の比ではない結果となる。双方この歴史上類を見ない危機に謙虚に向き合う時で、今人類はその剣が峰に立たされている。


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10 months ago

大地殻変動が起きる?

 ついにその時が来た?、東南海トラフ地震、と私は昔から覚えてきた、それは南海トラフと一緒に日本を東西真っ二つに割るかもしれない静岡ー糸魚川(新潟)断層帯を常に意識してきたからに他ならない。そして以前にも別のブログに書いたがこの断層帯が走る南アルプスは年に30センチも隆起し続けているからでもし東南海トラフに大地震が起きれば断層帯が同時に連動する可能性があるのではと考えるからである。その昔甲府盆地は湖だったという伝説が今もあり、実際甲府盆地の中心部はかなり湿地帯が残っていて、最近の工業化で地下水をくみ上げるまでその湿地帯は葦原として残っていた、その湖は私の想像ではかつて八ヶ岳と富士山の噴火により盆地南北の溝がせき止められ南アルプスからの雨水が盆地に溜まり大きな湖が出来、その後東南海トラフ地震によって断層に亀裂(富士川)が出来、水を静岡側に排出して急激に駿河湾に流れ込みそれで駿河湾の底が削られほかの海に比べ深くなった、というのも私の見立て、その結果今の甲府盆地が出来たというとても壮大な想像を掻き立てたものである、ハハ。<駿河湾が豊かな漁場なのワ甲府盆地が湖だったから~byへのチャン、(別にN〇Kの偽善をマネてるわけでないヨ(*´σー`)エヘヘ)>。その頃人間がこの地に住んでいたかどうかは知らないがもし住んでいたとしたらそういう光景を目の当たりにして後世に残した人たちはとても幸運な人たちと言えるだろう、もしかすると今回再び東南海地震が起き大地溝帯が割れ日本海と太平洋の水が日本を真っ二つにするような地殻変動が起きれば人間にとっては大変な事態になるが、自然の営みからすればそれほど珍しいことではなく、一つの大陸(ゴンドワナ)が今のように分裂する過程ではもっと大規模な変動が実際に起きていた筈、願わくば私の生きているうちにそんなことが起きては欲しくないが、もしモーゼの十戒の如く南アルプス山脈が真っ二つに割れそこに両海から水が流れ込んでくる光景を観れるものなら見てみたい気がする、そんな人の住まない昔の想像はともあれ人の住む今は大事ありませんよう、どちら様も御用心あれ!。<例え大地殻変動が起きようとこの国の哀しさは変わらないだろうなハハ>。

2 months ago

頸枷を外すチャンスを逃すか?

 石破政権がいつからトランプ政権と交渉を始めるのか知らないが、今日から日本の輸出品に関税の上乗せが始まる、私はそれでも石破政権の弱腰に非常に残念な思いでいる、たとえ24㌫の関税を乗せられても日本はアメリカから独立する方がこの国の将来にはずっと有益だと考えるからで、関税の引き下げを貰ったからと言って対中対立の先峰に立たされることには変わりないからだ、もし関税をかけられてもこれまで対米黒字を補って余りあるアメリカ国債を大量に引き受けさせられてきたことをペイすれば関税の分など何の痛みにもならない筈で、しかもこの独立の機会を逃せば日本はまたアメリカの手先になって戦争に手を染めなければならなくなるのは必定、日本は別の道を選択し世界でもっと自由な立場を得て自らの道を作り上げた方が余程明るい未来を描くことが可能になる、今ウクライナやパレスチナの現状を見てもアメリカの戦略で戦争が起きていることは間違いなく、その手先に日本がなれば日本は世界の憎まれ者になることは誰の目にも明らかでそれを望むのは愚の骨頂でしかない、独立したからと言って別にアメリカと喧嘩別れするわけではなくこれまで通り以上に対等な立場で付きあう方が日本だけでなくアメリカにとってもより有益な相手になり得ることはむしろアメリカの利益になるだろう、米中対立の間に日本が立たされる必然性は無くなり、戦争になれば互いの損失が計り知れないことは米中とも認識していて間に日本があるからこそその干渉効果がむしろ対立を深めている現状は改善するだろう、アメリカも直接戦争はしたくないからこそ日本を利用していて、その日本が抜ければ互いの対立は収まる。その意味でも日本はアメリカの手先から抜け出す意味は大きい、今からでも十分間に合う日本はアメリカから自立する道を摂るべきだ。<日本の保守政治の底の浅さが丸見え、もともと日本の保守文化は争いごとが好き(戦国文化)だから平和になると虐めとか虐待行為が表面化するのだ、そして時代錯誤の人物を為政者に選ぶと今回のような混乱が世界を襲う(プーチン、ネタニヤフ、トランプそしてアベ)>。

  • henokaapa
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  • panoramaaa
    panoramaaa liked this · 1 year ago
  • henokaapa
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henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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