これぞ教育の姿

これぞ教育の姿

超越的現象学

 私が別のブログで日本の教育は革命的変革が必要だと書いたら、なんと昨日TV番組(日曜夜7時テレ朝系<ナニコレ珍百景>)で和歌山県の山の中にもう30年も前から全く別の教育方針の私立学校がある、と紹介され私も興味津々で見たが、実に驚くべきもので日本中の小中学校がこんな教育になったら子供たちはどんなに勉強が楽しく、いじめもなく本当の意味ですくすく育つのではなかろうか、と感激した。一番大切なのはいじめのない学校でなければ学校など何の意味もない、ということだ。もともと虐めは日本社会の歪んだ体制の価値観を子供に摺りこもうとするところから生まれ、そういう目的の元で教育さえしなければ虐めは生まれない。もし公立学校でこうした教育が無理なら全部私立学校にして国は私立学校に公費を補助し運営には口を出さない教育に変えたらどうだろうか。しかも学年に分けて教科書を作ることなど意味がないことはこの学校の運営方法を見れば明らかで、しかも基礎勉強の確かさは公立など足元にも及ばない、実に素晴らしい教育方法で何より子供たちがこんなにのびのびと活き活きと生活している学校は見たことがない、最初から最後まで国が決めた規律で子どもたちを縛る教育など差別といじめを作る元でしかない。かの学校ではカリキュラムから勉強方法まで全部子供たちが決め自分たちの考えた方法で学習している。その自主性と主体性こそ今の日本に必要な自立心を養う方法であり、これぞ子供を一人前の大人に育てる教育だと私は感心した。しかも先生も生徒もなく同じ友達のように上下の区別のない生活でも自分たちの決めた規律に従って生活しているから全く混乱や喧嘩は発生しない。全員が納得した形で学校運営をするからコミュニケーションが実に豊かで、仲間外れもない。これは世界に誇れる学校だと私は思う。もともと子供達には男も女も大人も子供もない同じ人間なのだ、それをそのまま認めて見守ってやれば子供はすくすく育つ。素晴らしい教育環境だ。是非こういう学校運営をしたい私立の経営者はこの学校を見に行って参考にしてほしい。ただ問題はこうした私立学校の教育費がこの国ではどれほど負担が生じるのか、それだけが気がかりではある。教育にはカネが必要だからだ。そこで国家がいかに教育に力を入れるか入れないか、今公立学校の問題は少子化問題もこの点にあり、国の発展は子供に如何に必要なカネを掛けるかにかかっている。この学校の卒業生たちを取材した続編ルポをぜひ放送してほしい。

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2 years ago

10才の君へ

 こんばんは、今君は何を悩んでいるんだろう?。もしかして両親の不仲、当たりかい、そして君はまだ10歳の少年?、それとも少女かな。それは心配だな、君が一人前の大人になる前に両親がもし離婚だなんてことになれば大変だからな、わかるよ、ボクも君の年になる前に既に母親しかいなかったから、そしてそんなボクからのアドバイスをひとつあげよう、もしまだ君の両親が決定的に別れる前なら君が10歳の少年なら毎朝起きたら母親には「お早う、お母さん大好きだよ」と言うんだ、そして父親には「お父さんあなたは偉大だ」と。もし君が10歳の少女なら毎朝父親に「お早うお父さん大好きよ」そして母親には「お母さん、あなたは偉大よ」と18歳になるまで毎日言い続けるのさ。これを忘れてはいけないよ、もし照れ臭かったら君自身がこれに近い言葉を見つけて言うことさ、18歳になるまで毎日言うんだ。そうすれば君はその家で18歳になるまで両親と一緒に暮らせるだろう。そう高校3年生になるまでだ、そのあとは君自身がそれまでに大人になっておけば大丈夫だろう?。もしそれまでに両親の仲が良くなっていればね。というのも10歳の君が思っているほど両親は本当は大人じゃないんだ。それはディズニーランドに行けば君も分かるだろう?、彼らはみんな体だけ大人になる魔法(本当は集団洗脳というんだ)をかけられた中身は君くらいの子供なんだ。君もこれから学校でかけられるから気を付けるんだ。だから君が少し大人になって両親を大人にしてやるのさ、それが君が本当の大人になるまでの役目だ。しかも君に下の弟、妹がいればその子たちが10歳になったら同じことを教えてあげてくれ、実際今は大変な時代で両親も君たちを育てるのに大変なのは君も分かるだろ?、何しろこの国の大人たちはみな政治家も大人になり切れていない人たちばかりだから、自分のことをおもりするだけで精いっぱいの人たちばかり、それはTVを見ていればよくわかるだろ?。だから両親も大変なんだ。君も18歳になったらもう一人立ちできるように毎日心掛けておこう。そうすればそのあとは野となれ山となれさ。バイバイってね。でもこれだけ大人になり切れないところで君は大人になったら、両親の大変さも分かってあげられるだろう。その時は親孝行してあげればいいさ。じゃ頑張れよ、ボクの言うことを分かれば君はもう立派な大人さ。

2 years ago

太陽の季節→狂気カルトの季節

 とうとう我が住屋も今朝氷点下を記録して12月の実感が体を襲った、ハハ。電気代、灯油代、ガス代暖房費が高騰する中、いよいよ貧乏人にはつらい季節到来だ。いつも買い物カートを腰の曲がったおばぁちゃんが引いて買い物に行く姿をお見掛けするが、朝この寒空にどんな思いで目を覚ましているのか想像するに、同居する50代の息子(引き籠り?)が70代の両親を殺害したというニュースが駆け巡り、子供が成長して家を出て老婆が独り暮らしをしている家の方が未だマシになったこの国の悲惨な姿には誰一人目を止めるものもいないのだ。この姿こそ否定カルト国家のなれの果ての姿、防衛費を3倍5倍に増やそうとこの姿が消えない限り日本は安心して暮らせる国にはならない。しかも毎日他所の国の都合の悪いことばかり報道しても自国の不都合の真実は見えない、そうは思わないか?。国民がみな老後不安を抱えながら暮らす国に安保議論などそもそも成立するのか、しかも子供の数は驚異的に減り続ける国で戦争費用をどんなに増やそうと兵隊になれる若者がいない。カネを出せばそれで安保は成立するのか。<誰かがやるだろう>国の惨めな姿が浮き彫りになるだけだろう。無毛で上滑りの儚い国防政治がこの国の少子化をますます進めるハゲ頭カルト、もっと違うことに頭を使った方がよさそうなのに、買い物カートを引いて歩くおばぁちゃんに聞いてみたい、「おばぁちゃん、この国に未来はありますか」。

2 years ago
ハイジの窓
ハイジの窓
独り言を書いています。
1 month ago

今日本は戦争できる状態か?

 米ロの関係がなんだか非常に怪しくなってきたなかで習近平氏の訪ロで中露首脳が突然日本に信号を送ってきた、それに対して日本政府は買い言葉を送り返しているがこれは本気なのか、日本政府には見えているのか?、尖閣で中国は日本に対して逆に領土侵犯の非難をしてきた、自民党政治家はパンダどころではないと言っているがそのパンダも全部日本から引き揚げる予定になっているということは中露とアメリカはすでに何らかの取引ができているということになると見たほうが間違いないが日本の現状はそんな状況か?。現状認識の甘さについてこれまでさんざん言ってきたがこうした姿が日本を危機に追い込むことを日本の政治家は認識できていない、危機認識の甘さは国の命運を左右する、選挙のたびに私はそれを叫んできた、なぜ日本の政治はこうまで甘くできているのか、そしてなんの用意もなく相手の挑発に乗っていく、今この日本が一体誰の助けを得られるのか?、もっと頭のいい政治家を選ばないとこのままでは日本は本当にヤバイことになるが、日本人は誰一人そんな危機感を持つ者がいない、本当の外交力を持つという意味すら今の政治家は理解できない。このままでは日本は本当に危ない、そういう危機意識があれば今年の選挙は大きく変わるはずだが、望みは薄い。橋下氏の言葉ではないが今の自民党に日本人の実存を見極める能力が(西田氏の実存把握能力を考えるにつけ、ひめゆりの生き残りの女性の言葉さえ否定する洗脳状態を)あるのか、あったらこんな自懐必至社会を自ら造ったり(統治能力の欠如)しないはずだが、どうなる日本?(これは日本人全体の問題で自民党だけの問題ではない!)。<石破政権は消費減税はできないと言っているが、トランプ関税の企業補助金の原資がなくなるのは確かに政治生命が危うくなるもんな、ポピュリズム云々を言う前に裏金を作った原資はいったいどこから来たのかな>。

2 years ago

タケノコと選挙の当たり年?

 今年2年ぶりにタケノコを買ってきた、ハハ。何せ自然のものだからキノコみたいに瓶の中で生やして作るわけにいかず、裏年には少ない国内産は目が飛び出るほど高く一本2千円以上するので正直手が出ない、今年は気候も温かくタケノコも当たり年でおかげさまでたけのこご飯にありつけた。いや豊作というものは有難い、選挙にも裏年、豊作というものがあるのか、ハハ。今地方選挙の第2弾があってここ甲府でも市議会選挙の選挙カーが毎日裏道にまで入ってきて投票を呼び掛けている、が実はその前県議会選挙の時には甲府は無投票で選挙はなく、初めて無投票になった。今地方議会は無投票が問題になっているが実際選挙になっても投票に行く人が少なく5割を割る投票率が当たり前のような事態になっている、その原因はタケノコのようにこの国はヒトも当たりが少ない?のか、だってどんな人なのか分からないのが実態でそういう人を選ばなければならないこと自体に無理がある?、アハハ。例えば私のように政治の仕方を批判するとされる側は批判されるのが嫌だから、隠して表沙汰にしないすなわち政治が解らなくなるようにしたがる、それが日本の政治が分かりにくくなり国民の目から隠され投票したくとも政治の中身がわからないから投票できない、それが投票率が悪い原因になる。そういう政治を繰り返してきたから今があり、政治の無関心が出来上がった、隠し事政治は確かに政治家にとっては都合が良いかもしれないが、国民にとっては政治が益々自分から遠く離れ他人事になって行く、それが今の無投票選挙になってしまった、のではないか?。そして麻生副総理の「選挙に関心がないことは悪いことではない」という端から民主主義は不必要という政治家自身の主張になって批判を嫌う政治がカルトを作り上げて行く。それは実は今回岸田総理が襲われた民主主義の否定行動につながっていく結果になる、と私は思う。選挙で自分の思いが政治に届かないなら直接行動しかない、と思う者が出て来ても不思議ではなく、それが民主主義のなかった戦前と同じ社会に結果になっていく。それは政治家自身が自らを批判されることを嫌った(傲慢さ)上に作り上げた日本社会の姿だと、言えるのではないか。人間はタケノコみたいに当たり外れは見た目では分からない、互いに理解し合う関係を作り上げなければ、社会は創り上げられない。国民に隠して都合の悪い政治をしてきたから今の日本社会は生きづらい(カルト)国家になった?。自分の生活(政治)を豊作にしたいなら人任せ(他人事)にするな、ということではないかハハ。

2 months ago

頸枷を外すチャンスを逃すか?

 石破政権がいつからトランプ政権と交渉を始めるのか知らないが、今日から日本の輸出品に関税の上乗せが始まる、私はそれでも石破政権の弱腰に非常に残念な思いでいる、たとえ24㌫の関税を乗せられても日本はアメリカから独立する方がこの国の将来にはずっと有益だと考えるからで、関税の引き下げを貰ったからと言って対中対立の先峰に立たされることには変わりないからだ、もし関税をかけられてもこれまで対米黒字を補って余りあるアメリカ国債を大量に引き受けさせられてきたことをペイすれば関税の分など何の痛みにもならない筈で、しかもこの独立の機会を逃せば日本はまたアメリカの手先になって戦争に手を染めなければならなくなるのは必定、日本は別の道を選択し世界でもっと自由な立場を得て自らの道を作り上げた方が余程明るい未来を描くことが可能になる、今ウクライナやパレスチナの現状を見てもアメリカの戦略で戦争が起きていることは間違いなく、その手先に日本がなれば日本は世界の憎まれ者になることは誰の目にも明らかでそれを望むのは愚の骨頂でしかない、独立したからと言って別にアメリカと喧嘩別れするわけではなくこれまで通り以上に対等な立場で付きあう方が日本だけでなくアメリカにとってもより有益な相手になり得ることはむしろアメリカの利益になるだろう、米中対立の間に日本が立たされる必然性は無くなり、戦争になれば互いの損失が計り知れないことは米中とも認識していて間に日本があるからこそその干渉効果がむしろ対立を深めている現状は改善するだろう、アメリカも直接戦争はしたくないからこそ日本を利用していて、その日本が抜ければ互いの対立は収まる。その意味でも日本はアメリカの手先から抜け出す意味は大きい、今からでも十分間に合う日本はアメリカから自立する道を摂るべきだ。<日本の保守政治の底の浅さが丸見え、もともと日本の保守文化は争いごとが好き(戦国文化)だから平和になると虐めとか虐待行為が表面化するのだ、そして時代錯誤の人物を為政者に選ぶと今回のような混乱が世界を襲う(プーチン、ネタニヤフ、トランプそしてアベ)>。

11 months ago

世界と日本の政治が見えた

 フランスの選挙は予想を裏切り左派連合の優勢勝利に終わり、マクロン政権はいづれにしても衰勢を余儀なくされる結果となった、マクロン氏が当選した当時私は中道の彼は左右どちらからも攻撃され苦労するだろうと予想した、余程強い意志を持って政治行動を進まない限り中道政治は右左の攻撃にさらされやすいのは当然のことで、彼の前の右寄りのサルコジ政治を懐かしむ勢力は当然難民政策に不満を抱いていることは分かっていたしその前のジスカールディスタン氏の左派政治擁護者はマクロン氏の年金改革にノーを突きつけたことが今回の選挙を最も説明しやすいものといえる、そこには日本の政治との決定的な違いがあり政治は国民が作り育て上げるものという意識が、今回の選挙を可能なことにしている。政治は与えられるものではなく国民が作り自らの意思で行うものだというかつての革命の経験がこの選挙を可能なものにした。アメリカは当然左派の勢力拡大に驚きと困惑を見せているが、ここに書いたようにフランスでは交互に右左の政治を代わる代わる行ってきたのだ、マクロン氏の中道政治はしかしこれまで経験がなく、その不満が今回の騒ぎになったが、やがてフランスはこの混乱の経験から再び中道の道に戻っていくだろう。アメリカのように右翼に二つもエンジンが付き左翼には一つもない飛行機では今回のような結果になることは歴史的必然だったと言えるだろう、しかも外側のエンジンは今逆噴射さえしている。右も左も強すぎると真ん中の胴体は真っ二つに割れるし、右だけならいづれ墜落する。さて日本だが最初から翼がない飛行機は国産ジェット機ではないが空に舞い上がれない、地上をはい回る以外にないではないか、本当の政治は国民が自ら羽根を作りそして飛び立たないと広い視野は持てない、それはハテ何時になることか。

2 years ago

カルトの血肉化に迫る

 多くのロシア国民にとってウクライナ侵攻は寝耳に水だったのではないか、それはプーチン政権の国内プロバガンダの結果だったと同じように日本にも当てはまる事例であろう。問題意識を持たない国民が出来上がっている国では突然思いもよらないことが起きる。それが今日本でも起きつつあるのが防衛問題だろう。平和憲法の中で与党政治は世界最強同盟国の核の傘に守られているという幻想を国民や自分自身にも与え、その中で経済発展の恩恵だけを国民にも自らもアピールするだけで済む全てがうまくいっていると思い込んできた、が実際には自分自身がカルトの餌食になり、選挙のたびにその毒牙に飲み込まれ蛇に飲まれたカエルの如く日本全体がその毒にやられいつの間にか貧困国にまで陥り、それでも多くの国民は未だに夢の中で自分の陥っている幻想に気づかずにいる。それに手を貸してきたのが今も問題意識を持たない多くのメディアであり、世代交代の中で彼ら自身も同じ時代を生きている人間故、メディアの役割そのものをその政治と共有する中で、危機の本質を理解できないまま今に至っている。私がシーサブログの中でこの国の危機の本質について書いたと同時に、アメリカではイーロン・マスク氏はじめ先端情報技術を担当する各社のトップたちがAI開発競争の一時停止を呼びかけ、その発達が人間に対してどんな影響力をもたらすかについて警告を発している。しかし日本では私が危惧するように既にそれは現実問題化しつつあり、そのことをブログに書いた。マスク氏たちがそこに気づいたのが実際に立ち上げたAIによる人間に対する態度によるものだったのはニュースを見ている人にはお分かりだろうが、以外にも日本では既にかなり以前にそういう問題を漫画が指摘していた、マザーと呼ばれるAIによる人間支配が描かれた漫画で記憶されている人も多いだろう、ただなぜ日本で問題意識化されずにそれが現実化されても認識できずにいるのか、皮肉にもその「マザー」は「マザームーン」と呼ばれて既に現実化していたからであり、その意識ないまま日本人特に与党政治家の中に浸透していたからである。この問題意識化が何故日本人に起きないのか、それは既に戦前から起こっていた日本人特有の文化によるものであることは既にブログに書いて長くなるのでここでは触れない、そしてそれが最初に書いた問題に戻ることになる。戦争が何故起きるのか、多くのロシア人にとってウクライナ侵攻が寝耳に水だったように、事実を事実として認識しない歴史が問題を認識できない事態が危機をほったらかしにしてきたことがその理由である、イーロン・マスク氏たちはその危機に気付いたからであり、日本人が既に陥っている危機が実は人類全体の問題としてウクライナ問題だった、ということだからこそ、だれもそれを止められない。それほどカルトというものは恐ろしいもので、アベ政治の本質がそこにある。

3 years ago

ロシアのプロバガンダが羨ましい?

超越的現象学

今ロシアでは政府のプロバガンダに対して有意ある国民のそれに抵抗する姿が盛んにメディアに登場している。一方でここ日本ではどうなのか、それほどセンセーショナルに騒がれていないのは実はこの国は昔からプロバガンダが普通に行われてきた経緯があり、誰もそれに違和感を感じないのが普通だ。例えば死刑制度、国民の8割以上が死刑制度に賛成するこの国ではそれに反対する国民は国民のうちには入れてもらえない。そういう事実はこの国ではすべて無視されていることは世界ではあまり報道されない。国会議員の女性の割合でも日本は世界の中でも下から数えるほうがはるかに速いおそらく120位以下でしかない。そうした基本的事実を無視して日本は民主主義国家のしかもG7の一員だ。先日アメリカでもボストンマラソンに爆弾を仕掛けた当時の犯人に死刑復活が適用されたニュースが出ていたが、アメリカでもあちこちの州で死刑復活の動きが進んでいる。日本では死刑制度がある中で死刑になるような犯罪数が減っているかといえば、むしろ死刑適用になるような重罪犯罪は増えている、もちろん政府の統計は減っていると公表しているが、毎日のように殺人事件が起きていることを考えると、政府の言葉とは裏腹にメディアでは<すでに日本は安全な国ではなくなっている>という言葉が頻繁に使われている矛盾は、誰一人突っ込みを入れる人は出ていない、これだけお笑いが隆盛な社会でも、であるハハ。まさに「民主主義とは何か」である。そして肝心の主題に戻るが、この国の特殊な体制に反対する国民の声はかき消されていて、否定主義社会は万全の体制を誇っている、一人の国家主に対してその他の国民はすべて否定される制度、いわゆるもぐらたたき社会は、どんなに優秀な人間でも一律に洗脳され一人の専制者に対してほかのすべてのバカ国民(JIS規格民)の国<そのJIS規格も最近は偽装検査がまかり通って大分劣化が激しい>となっている。それがこの国の伝統体制であり、それゆえプロバガンダの必要さえない国、いわばロシア以下の国が本当のところであり、皆そんな中必死に生きることに夢中で、政治のことなんかに加か患っているヒマなどない、だからこの国では政治デモさえ起きず、こんなに国民所得が下がっていても誰一人文句さえ言えないほど、生きるのに必死なのだ。

そんな日本のメディアの中にあって、今日の日刊ゲンダイの記事には私の主張にきわめてよく似た日本の政治のロシアと似たか寄ったかのものだという記事があり、この国のジャーナリストにもまったく権力にまかれた軟弱者だけではないことは心強いがそれがこの先どこまで続くか、先の戦争での前例があるだけに心配は決して消えはしない。

5 months ago

米中の葛藤だと?いやいや!

 アメリカではトランプ氏が大統領と呼ばれる、それだけでもいかに中国が偉大な国なのかを物語っていると私は思っているが、ただそれが本当に偉大なのかということについては多分にアメリカの幻想と恐怖の入り混じった偉大さではないかとこれは私の個人的感想だから読まれる諸君は余り気にしないでいただきたい、ハハ。それはそうと日本では長野に続き今度は岐阜でまた男性が刺されて社会が不安定になっていることを物語っている、どちらも内陸の保守的風土が強い土地柄でどちらかと言えばこうした突発的な事件が起きにくい場所だと思われていたがいわば日本病ともいうべき事件は伝染病のように広がるのか一度火が点くと「我もわれも」といかにも日本らしい広がりを見せ始めた(こちらは自作自演)、日本病と言えばフジテレビの問題は文字通り日本病そのもの、単にフジテレビだけの問題のように解決しようとしても誰一人本心からそれで片が付くとは思っていない証拠にちっとも沈静化しないのは皆本当のことが自分たち(政界?例伊藤詩織さんの一件はその入口にすぎないかも、そのキーワードはフジ幹部が口にした(出世の為の)上納、献上、少なくとも大会社の役員幹部が年若いタレントに上納とか献上は使わない、使う相手が別に居る。何故今回苦情がアメリカから?)のところに火の粉が行かないようけん制し合い<誰か言い出すまで>口ごもっているからに他ならない。日本の失われた30年とこのフジテレビ問題はこの国が未だ20世紀のまま何周回遅れのままの証拠だからでありこの日本病こそこの国が世界から取り残されアメリカのトランプ氏があらゆる進歩的な21世紀的課題を否定し続ける動きを密かに歓迎することに繫がっている証拠であろう。その根底にはアメリカ病の対中国政策が大きく横たわっており日本の保守政治と深く共振するところでもあり、それこそ人類を闇に突き落とすカギとなるものでもある。この根深い病は21世紀に入り再び人類を襲っているが文字通り「理屈じゃねえ」問題であるだけに「力」で解決できるような代物ではない、人間そのものが力とは別の能力によって違う地平にたどり着かない限りこの危機は人類を虜にしたまま離さないだろう。これは人間の本性に食いついた悪魔であり人間が覚悟を決めて取り組まなければ勝つことは出来ない、今人類には「その時」が訪れていることを自覚するべきだろう。

henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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