この鈍感さのもとにある精神風土とは

この鈍感さのもとにある精神風土とは

 自民党の政治資金問題が再び政治とカネの不透明さを際立たしているが、そこには自民党はじめ保守政党の思想そのものが果たして本当に日本の国にとっての正しい保守思想なのかという根本的な問いを日本人に突き付けているのではないか、そんな中杉田水脈議員がアイヌ民族を差別する言動を続けているが自民党はお構いなしどころかむしろ日本人にそういう民族差別意識をたきつけているような雰囲気さえあり、その保守思想は日本人の誇りどころか日本人自身の内面を傷つけしかも否定していることを日本人は認識することさえない。それは日本人が大陸、半島の思想をまるで自分のものであるかのように考え本来真正日本人であるアイヌや沖縄の人たちを後から侵入した渡来人が逆差別するいわばアメリカの白人が原住インディアンを差別するのと同じことをしている。そこには明らかに文化的に欧米への劣等意識から生まれた差別意識があり、それは明らかに文化的な後天的教育の賜物であり、それが日本人の場合自己否定に繫がる実に悲劇的な文化だということは私が再三指摘してきた。にもかかわらずその保守文化こそ日本の文化だという勘違いを日本人は頑なに保持している、しかしそれは明らかに洗脳による反日思想でありそれが太平洋戦争の悲惨な歴史を自ら招いたことを日本人は認識する必要があり、その歴史を後生大事に国民にプロバガンダとして押し付ける自民党はその趣旨からして明らかに亡国の大使であり決して日本の保守思想とは相いれない思想であることは間違いない。その代表が安倍政権そのものであることは今や誰しも認めざるを得ない現実だろう。それが明らかになりながら未だ自民党の保守思想が政権を握っていること自体、元々日本の保守政治が統治のための政治ではなく利権(搾取)の為のものである証拠がこの政治資金スキャンダルと言える、しかもこの保守思想そのものが安倍政治の統一教会の思想と同一であるることが何よりの証拠で、私が洗脳思想からの脱却を訴える理由がこれで明らかで、自民党のみならず自ら第2自民党と称する保守補完党も全く同じ「他人事」思想で最後まで自分のものにならない風土であり、これが今の日本の危機を演出する主役たちであることは間違いない、その中でも私は個人的にではあるが、安倍氏の事件以降メディア特に経済界含め保守系メディアの日本の本質的問題意識の鈍感さに恐怖心さえ覚える、日本人は一刻も早くこの洗脳状態から脱出し、自分のモノとしての日本人の能動的創造力を政治思想に創り出し再生させなければ、日本は崩壊する運命にある。

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1 year ago

人間とAIの相互否定を予見させる現世界

 2,3日前にEU議会がAIの規制法案を世界で初めて成立させたと報じられた、その中に軍事的規制があるのかどうかが日本の報道では分からないが、今ウクライナでもガザでも攻撃にドローンの無人機が大量に使われている。安価でしかも簡単に作り出せるドローン兵器は今やなくてはならない武器になりつつあるが一方で場所や時間を選ばず人道的に危険な攻撃も非常に増え兵士の戦闘での死傷者が減る一方民間人の死亡が急激に増えている、特にイスラエルのパレスチナ攻撃は食料配布の広場に意図的にドローン攻撃をして多くの女性や子供が犠牲になり国連が躍起になってそれを停止させようとしてもイスラエル側はその中にハマスが紛れ込んでいると主張して止めようとしない、今や国連の存在感はイスラエルの歯止めにも無力な存在として人類の危機を止められる機構は皆無となりつつある、その根底にあるのは以前から私がブログでも呼びかけている、否定の負の感情である、ネタニヤフ氏の狂気ともいえる執拗な攻撃性はこれまでのユダヤ人への迫害の歴史がそれを物語っていると私には見えて仕方がない。それはこの日本でも決して他人事ではない、今自民党の政治危機が何故これほど行き詰まりを見せているかにも実は国全体の方向性を国民が見いだせないでいる為で、誰一人「こうしよう」という方向性が見いだせないその根底にあるのは否定の存在感が横たわっているためであると私は思う、保守政治が自ら作り出した矛盾は自分の存在を否定する行為であったためにその方向性を自ら失わせ、しかも政治的選択の道を自ら閉ざすものでもあった、というのも裏金事件の根底には国家否定の源流が流れているからに他ならない。同じ困難はアメリカの政治にも見られる、それが民主主義の否定となって人類全体が暗雲の下でもがいている。これはある意味戦争よりももっと悲惨な結果を人類にもたらしかねない、一部の人たちが懸念するように人類はAIによって敵だと認識されかねない危険がある。それを防ぐためには人間存在が否定的であることを止めることが何より大事なことになる、私たちは自らをAIに否定される前に考えを変える必要がある。

2 years ago
ハイジの窓
ハイジの窓
独り言を書いています。
11 months ago

歴史的オリンピックの幕開け

あの悲惨な東京オリンピックからパリへ、月日の流れをこれほど感じさせることは無い、東京ではJOC会長の汚職疑惑に何故かフランス検察が動き始め、次のオリンピックがパリに決まった途端何もかもが有耶無耶になってオリンピックはぐしゃぐしゃのまま一年延期、勿論コロナ騒ぎが主な理由だったがオリンピックが悲惨だった理由はコロナだけではない。「お豆腐じゃあるまいし」と小池都知事が揶揄した費用はまるでお豆腐どころかうなぎ上り、大した盛り上がりもなかったくせに3兆円もかかり一体何処にそれだけの費用がかかったのか?、お陰で次の冬季オリンピックは札幌に決まっていたのにご破算になっておしまい、それどころかもう日本にオリンピックが来るのかどうかも怪しいほど、その理由はIOCとJOC側のゴタゴタが原因なのは誰の目にも明らか、しかも後を引き継いだJOCの斎藤氏(元柔道金メダリスト)はナゾの大怪我(再起不能?この国の闇は深すぎる)、つまり大会を巡るカネの問題でこれほどモメたオリンピックはかつてなかったからだろう。それほど安倍総理がこの東京大会に掛ける思いが強かった結果の悲惨な結末、政治が表立って介入した結末の惨めな歴史的敗北が日本の国際社会での評価も著しく毀損して誰も口にしたがらないが結果として後世に名を残す大会にしてしまった。東京ではテロ事件は幸い起きなかったが今回パリでは大会に合わせたように何者かが鉄道に放火してパリだけでなくヨーロッパ全体につながる交通網が一時マヒする事件が起きた、フランス社会にも何者かが不満を募らせていることをこの事件は表ざたにしているが、それがオリンピックだからなのかそれとも人が集まる大会を狙ったのか、そう言えば日本でも今年はよく似た事案があり、何回か線路脇の電源が燃えて電車が止まり山手線が動かなくなる事故とかが起きた。アメリカのトランプ氏銃撃事件が起きたばかりの世界的不安定さをここでもオリンピックは人々に印象付けた。もちろん戦争の最中でのオリンピック、ウクライナに侵攻したロシアは参加できずパレスチナを侵略し続けるイスラエルは何故参加できるのか、それによって傷つく人たちがいないわけではない、戦争によって悲惨な思いを余儀なくさせられている人たちもいる中でお祭り騒ぎに酔い痴れていて良いのか?、これは人類の未来を左右する出来事になるかもしれない、無事大会が終わり人類の歴史が続いていくことを祈りたい。

<そういえば恒例の東京からバリへオリンピック旗の引き渡し式はあったの?>。

10 months ago

「他人事」国家の意味             

 私も一人の日本人だが首都東京の空の制空権まで奪われてしまっていることは日本人として構わないのか?、アメリカにとって公の舞台(国連)では日本は今も敵国のままなんだけど(かつてバイデン氏が副大統領だった時、彼は中国に日本は一夜で核を爆弾に作れる、と言ったが、それをさせない為にアメリカは留まっているのだ、という言葉は飲み込んだままでいたことを日本人は理解できていない)。もう少し物事を平らに考えてはどうか?。中国軍機が初めて侵犯したと大騒ぎしているが何故侵犯を許す体制については言及せず、アメリカ軍の制空権にはまったく触れない、それを騒げば騒ぐほど「日本人は狂っている」とおもわれかねないが、日本人のそうした偏り方が私はオカシイ、と言っているのだ。物事をもっと謙虚にそして広い視野で捉えられないか、これ以上書くとまた意固地な方向に行かれてしまいそうだからやめておくが、ここは日本、アメリカの一部ではなく勿論中国の一部でもない、自分たちが今置かれている状況(茹でガエル)を冷静に捉え、偏らない歴史観を持って欲しいが無理か?。(無理なら安倍氏の死の真相もまた永遠に分からず仕舞いでオワリ)。

1 year ago

プロバガンダのお膳立て

 円安が進み前回円買い介入をした145円もあっさり抜き今や146円を超え次第に150円に近付きつつある中、政府の補助政策が終わりになりエネルギー価格が更に脅威的に値上がることは確実でそんな中先日突然アメリカが中国に半導体製品の輸出禁止を各国に通知、当然飼い犬である日本も早速追随、例えばその中の代表的半導体製造メーカーのファナック株は6月には5千300円台だったのが突然4千円を切るまでに下がり、日本の半導体メーカーはそのほとんどを中国に輸出していたから、それを輸出できなくなれば日本の経済にどれほどダメージがエネルギー価格の暴騰と重なるか、予測が難しい。その原因の根源にはアメリカの中国経済力への恐怖以外の何物もない、それを象徴するように最近の中国関連のニュースは中国の不動産バブルの崩壊だの若者の失業率だの景気減速を誇張した所謂プロバガンダばかり、そして今岸田総理と韓国首脳をアメリカに呼び寄せ3か国の結束(3?トリオ)を盛んに誇示する外交政治だ。しかし忘れてはならないのはアメリカ自身は中国とは決して戦う気持ちはないことだ、そんなことをすればアメリカのダメージは計り切れないことはバイデン自身が最もよく知っている、だからこそ欧州が手を引いた今日本と韓国を一緒にして対中対立を先鋭化させ、中国を挑発する作戦である。そのためには日本の経済を悪化(半導体禁輸)させその原因が中国にあるという非常に汚い作戦を取ることにある。しかもそれが実にうまくいっている、日本政府が全面協力しているからに他ならない。すべてを中国のせいにして自分(アメリカ)は後ろに回り日韓と中国を喧嘩させようというアメリカの作戦は今のところ実にうまく行っていて、今後日本の経済悪化は中国の対日輸入禁止が原因だというプロバガンダを盛んに日本国内で流す作戦だ、それに日本の原発排水の放出を噛み合わせ、すべて中国悪しという宣伝を進め日本と中国を戦争に入らせるアメリカの作戦に、ウクライナと同じ「当事者はオレじゃない」とバイデン氏は持ち込むつもりなのを日本人は警戒しておく必要がある。大阪万博参加国ゼロは既に世界がそれを先取りしているのと、先日の麻生氏の「戦う覚悟」発言は全ての始まり宣言であった。すべてはアメリカの中国恐怖がその原因である。― 日本は盗人の上前を撥ねるような利権政治から一刻も早く足を洗い本当の統治政治を始めないとアメリカや中国の利権争いに翻弄されるばかりだ―。

1 year ago

日本が危機なのわ~体制が反日だから~

     ーチャコちゃんに叱られるー

 岸田総理の危機対応には何とか国民の目を逸らしさえすればこの危機は逃れられると思っているフシがある、が問題は国民の目ではない日本そのものに危機の本質があることに岸田総理は未だ気付いていない。だから能登地震の災害対応に遅れがあって災害救助システムが政治になくても、国民を政治不信から誤魔化す手段はいろいろ取り揃えてある。日本の政治はゴロツキ政治で東京新聞も書いているが政治屋という政治を利用した商売人たちの一大産業で、今回はその業界が大脱税劇を繰り広げていた、という事件だった。自分たちで法律を作りその抜け穴をいくつも作っておいてバレたら目くらましを国民に食らわせ逃げ切ろうとしている。それもこれも原因は「他人事文化」による国民の無知と無関心にある。それを盾に政治屋たちは逃げ切ろうとしているのが現状で、危機の本質が自分たちにあることなど全く認識していない、だからこのままでは日本は崩壊する。既に半分以上壊れているが政治屋は自分たちの牙城が壊れているという意識がないから全く危機感がないのだ、ただ危機を口にして国民から逃げ遂せると高をくくっているのがウソ偽らざる現状、その間にも日本本体は屋台骨がグラグラ、特にフクシマや能登半島など新聞にも大きく書かれているが石川などは震災の危機意識が全くなかったため、今後どうやって復興していくのかそのビジョンさえない、だから復興そのものにこの後どんな街づくりをしていくのか全く見えていないからただ手を付けても無駄なカネをつぎ込むだけに終わる可能性さえあるのだ。人口減少が街づくりの規模さえ見失っている現在の日本、一度壊れた夢は再建の手続きさえ失う。そして危機感のない政治、官僚体制そのものが復興を遅らせている本体である。そして、私が特に言いたいのは日本人は命を軽んじる否定精神の伝統に依拠しすぎている、それが少子化の本当の理由である。宗教心は失っても命に対する信仰は失ってはならないと私は思う。

     ーシレっ~と生きてんじゃね~ヨー

11 months ago

またトラ、オッハ―?

突然降って湧いたような自衛隊の不祥事で212人もの処分がありそれも陸海空すべての不祥事がまとめて一気に出てきたのは前代未聞の出来事、しかしその中で責任者が責任を取らされるのは海上幕僚長だけ、という不思議な結果で防衛大臣に至っては自ら1か月分の給与返上を申し出てオワリ?、そんなに軽い不祥事なのか、沖縄では米軍の少女暴行事件が隠されたまま選挙が行われ終わった途端事件が何件もあったことが知らされ、後の祭りだったみたいに扱われて総理はそれが事前に判っていたという自衛隊の不祥事とどこか似ているこの二つの事件。何時表に出すかタイミングを計っていた形跡がアリアリで不祥事に慣れっこになっている国民は<あぁまたか>くらいで収まることを計算していたことをシメシメのタイミングでやり過ごす日本の体制。そういえばアメリカではバイデン氏の進退問題がアメリカの命運を左右しそうな形勢だが不思議なことに民主党の多くがバイデン氏の選挙からの退出を叫ぶが誰一人その後任に名乗りを上げる人物が一人としてでてこないのは何故か、ちょうど日本で安倍総理が全盛の頃誰一人さくらの会に集まった得体のしれない人物にも疑問の声ひとつあげなかったようにトランプ氏の前に立ちはだかるのをまるで恐れているかのような今の姿はあの時を彷彿とさせるモノがある。突然政権の座を放り出した安倍氏の不可解な行動と今もって誰一人そのナゾを開こうとしない日本、今回の不可解なアメリカの大統領選、長年共和党と手に手を取って歩んできた自民党、これからもトランプ共和党と手を携えていくつもりなのか、それは9月に誰が総理になるのかによって日本に何が起こるのか、が決まることになるのか、誰も予測のつかないこの事態を安倍氏はあの時に総理の座を降りることで知っていたのか、辞めていなかったら?。<だから自立しろ、とあれほど言ったのに!>。そしてパシリNO2は?。

エエ!、こんなこと書いたら本人が狙われちゃったネ、前回にもなかったのに、ビックリ、日本では話題にしないが共和党も一枚岩じゃなかったんだナ。因みにこの蛮行は「民主主義への挑戦」ではない、トランプ氏は民主主義者ではなく議会を襲った(民主)制度利用者にすぎない。<トランプ氏が弾が耳をかすめた瞬間(アベの声が聞こえた、ジョークだ)と言ったとか、昨日の衝撃的事件の特集のなかでアメリカのメディアがどこかに書いていた>、???ーこの先喉に突き刺さったホネにならなければ良いが・・・。

1 year ago

不幸な歴史を負う?裏金問題

 自民党政治は何故国民に裏金の存在を隠し続けてきたのか?、この最も素朴な疑問を是非今夜は紐解いてみたいと思う、そうしなければ自民党政治の本質にたどり着けないからである。何に使ったのかを問うよりなぜ国民から隠し続けたのかを問う方が保守政治の本心を解る手立てになる、と私は考えるからである。ひとつ前のブログで私が言いたかったことは、単に街灯の華奢な作りを不満に思ったからではない、そこには本来の目的とは違う見せかけのものがあるのではないか、というより本質的な問いを皆さんに考えて欲しかったからで、自民党政治の本質につながる国民に対する保守政治の態度が隠されていることそのことが、実はこの裏金の存在ではないかと、でなければこの大騒ぎの説明がつかない。そして実は例えばパーティー収入だけではない茂木氏の5億円を超えるカネの行方を何故自民党は隠し続けなければならないのか、金額の問題ではなくカネの性質の問題がそこに隠されているはずだからである。そこに自民党の政治の本質があると私は考える、人が何かを隠したいと考えるのは例えば家庭での出来事を世間の目から隠したいという時、そこには世間の目の敵意を恐れるからで、何故ならこの国の場合直ぐ連想されるのは誹謗中傷である、その恐怖はご存じのように自殺にまで至る、その社会性の本質は以前にも別のブログに書いたが、この国の文化の他人事態度にあり厳密な意味において根底に他を否定する文化であり、単に共生するのは便宜上社会を構成するためだからである、つまり否定の文化が他人事という非情な社会を作り上げているからで、その証拠に日本では家族ごと死を簡単に選ぶ心中行動がある、つい最近も父親と4人の子供のが心中した事件が起きたばかりで、それは家族がいかにこの社会の中で孤立しているかを物語り、他人事文化が基本である証拠である。だからこそ手助けより先に誹謗中傷がある。そのことを前提に自民党の裏金の仕組みを考えれば政治集団としての組織である自民党の本質は決して国民の為の政治ではなく、自分たちの為の政治として成り立っている、だからこそ裏金は国民に対して見せてはならない、何故なら今のように誹謗中傷の対象であるからに違いなく、彼らにとって国民は決して味方ではなく誹謗中傷の対象でしかないからである。それを知っているからこそ自民党は裏金を国民に説明するより隠そうと決めた、それは自分たち保守政治の性格そのものが誹謗中傷の政治だから、茂木氏の性格が恫喝的な政治だということを裏付けている、そこに信頼関係は成立する筈がない、日本の政治に信頼関係が成立しないのはそれが為であり、それが裏カネの存在となる、私の考えは以上であり信なくば立たずとよく自民党の幹部が口にする言葉には、<ないものねだり>、もともと存在しない国民との信頼関係、他人事文化の存在があると私は考えるからである。

3 years ago

超越的現象学

 山梨県道志村のキャンプ場で行方不明になった小倉美咲さんの遺留物ではないかとみられる骨と運動靴などが見つかった中で骨のDNAは今回の検査では検出されなかったというが、それにしてもこの発見は貴重な手がかりになることは間違いないはずだ。というのも何年にもわたって雨ざらしになっていた遺留品には様々な残留物が残されているはずで、中でもそこには自然界の土や堆積物がそのまま残されているはずで、その残存物から実際に骨や靴、靴下がどのあたりにあったものなのかが科学的に割り出されるからだ。そして実際に見つかった場所に何年もあったものなのか、ほかの場所から移動されたものなのかがわかるだろう。ニュースで聞く限り遺留品が見つかった場所は3年前にも捜索がされた場所でその時には何も見つからなかった場所で、特に美咲さんがいなくなったキャンプ場からは急斜面の峰と谷を二つも超えなければいけない場所だという、地元の山をよく知る人物もどう考えても普通の人がそんな場所に行き着く可能性はない所だと話していることからも、遺留物とみられるものが発見された不自然さはぬぐい切れない、しかも例えば動物によって運ばれたとしたらほかの部位も散らばっていなければ説明がつかない。そういう疑問を今回の発見は解決してくれる可能性が高い。警察の鑑定の結果に期待したい。靴や靴下などの繊維にはそれらが置かれていた環境の思いもよらない場所の鑑定結果が得られるのではないか。もしそれらの遺留物が美咲さんのものかどうかを含め一日も早い彼女の居場所が分かることを期待したい。

1 year ago

成長の早すぎるタケノコの功罪

 おいしかった~、2年ぶりのタケノコご飯いただきました、子供の頃あれほど嫌いだったタケノコや春の野草のえぐみが人生の苦みを経験してこれほど素晴らしい食べ物のエッセンスに感じられるようになるとは、です、アハハ。今年のタケノコは小さかったので何回にも分けて食べるほど量がなかったので、あまり沢山御飯が作れなかったので、残りはおにぎりにしてまたおやつにいただきたいと思います。殺伐とした世の中をTVを横目に見ていて、そう言えば昔竹藪の中に捨てられていた1億円を拾った人がいたことを思い出し、昔から日本では竹藪の物語が沢山あったことを思い出しました、「舌切り雀」のオハナシは皆さん幼稚園のころ聞かされて知っていますが、今TVを見ていてもまるで幼稚園から帰った4,5歳の子供を対象に事件のことを説明するようなワイドショーを見ながら<日本中幼稚園になったみたいだ>と、もしかして世の中が混迷すると人は次第に幼児(子供)返りに陥るのか、そんな21世紀はそういえばアメリカでもバイデン氏が「私の相手は6歳児だ」とその一方バイデン氏自身は歩きながら躓いて慌ててスタッフが介助したというニュース。アメリカも日本もどう見てもまともな国に想えない昨今、殺人事件の犯人の一人はTVの大河ドラマにも出ていた若者だったと、日常がどこにも境目が分からない今の社会、タケノコも一年で数メートルは成長するがどこからが子供で何時からオトナになるのかそれさえ定かではない人間界もどこか成長する仕方が歪になりそういう人々が構成する社会の姿は何かを身に着けられないまま成人として扱われることの過酷さをTVそのものが演じているように思えて仕方ないこの頃ではあります、ハハ。

henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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