生き物の歴史が<そうだ>と言っている

生き物の歴史が<そうだ>と言っている

超越的現象学

 政権の屋台骨を支えるどこかの代表的保守新聞がアメリカが持っていた棍棒を捨てる行為がウクライナのジェノサイドを呼んだ、と批判していたが、それこそ<お前が言うな>とアメリカ人なら言うだろう。いくら核兵器を持っていても相手がそれを上回る兵器を持っていれば自分の国が攻撃されることを恐れるのは人情だ。音速を20倍も超える核弾頭で攻撃されたらひとたまりもない、それを知りながらアメリカの核の傘に頼って安穏と暮らしてきた<お前が言うな>だろう。しかもその核の傘もウクライナの現実を目の前にしたら、<核共有論>だ?。バカ(も)め休み休み言え、いったい誰が日本と核共有など許容する国があるか、石油やガスさえ輸出しようとしない国が核の共有など論外だろう、(核を持たせた途端日銀のバズーカ砲やミャンマー国軍<実績>みたいに後ろに打たれたらたまらんからな)、よく考えてみろ。と国際社会なら忽ち言い返すに違いない。しかも今日本がウクライナと同じ立場になったら、今のヨーロッパのように日本難民を受け入れてくれる国があると思うのか、これまで難民をシャットアウトして拒絶してきた国が!!、それこそ<棄民>以外方法がない。そういう政治をしてきた国が<お前が言うな>だろう。この現実を未だ日本人は自分の問題としてウクライナの現実を見ようとはしない。他人事国家の恐ろしさをこれから日本人は味わうことにならなければ良いが、これまで70有余年平和に暮らしてこれたのは単に日本国憲法だけのお陰ではないだろう。それを考えればこれから日本は一体どうすれば良いのか。今更憲法を変えて軍事力を2倍3倍に増やしても、何の役に立つのか。それこそ焼け石に水だと思わないのか?。超大国のアメリカでさえ一国では自分の国を守ることなど出来ないからこそ、アメリカは焦っているのに。トランプのように<アメリカファースト>などと叫んでもそれが虚しい叫びであることをウクライナは世界に証明して見せた。それが理解できないバカなら、もはや国ごと消えても文句は言えまい。これからは国そのものが地上から消えてなくなる戦争をロシアが火がつけた、共食いのこれが宿命だと言わんばかりに。

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6 months ago

来年も鬼が大笑いする

 もう一ト月近く雨が降らない?列島の太平洋側、洗濯には毎日困らないが老人は増々皺が増え脳も水分がなくなり皮膚よりもさらに皺が増えて何だかコトコト音が聞こえてきそうな今日この頃、そんな干からびた脳の代わりに最近はAIが増々人間に近づきつつあるという喜ばしい?話がありぎこちなかった外国語の翻訳もこれまで中国語のような日本語があまり見えなくなってきた。まそれは今まで英語を訳していたのが中国人アルバイトだったという話にすぎないがところで参加25か国のOECDの中で日本人の能力がトップクラスだったととっても嬉しそうにメディアが報道していたのが印象的だった、でも幸福度は最下位だったという報道はどこかに消し飛んでいて多分日本人の耳には入っていないのでは、ハハ、そんなに優秀な日本人があのオウム事件の時もそうだったが、どうしてヤスヤスと反日カルトに洗脳されてしまうのか?という素朴な問いに答えられる優秀な日本人がいったい何人いるのか、そんな優秀な日本人に変わりこの脳がカラカラ音のする老人がお答えしよう、それは日本の教育が洗脳するために出来ているからに他ならない、ハハだから本当は学校に行きたがらない子供の方が正常なのであるこの国では。さてそんな判り切ったことはさておき、政府では闇バイトを調べていた調査団が石破総理にその報告書を出したんだとか?、ま時期からして中間報告なのか知らないがこれで闇バイトの真相もまた藪の中に隠されてしまいそう、少なくとも政府要人の中にワザワザ藪に手を突っ込んで(猛毒?)ヘビを引きずり出す強者がいるとは思われない、ヘヘ。ニュースでは韓国や欧州の政治の雲行きが分らなくなってきていて2025年は混迷がますがいたって健康な日本の政治は晴れやかみたいな雰囲気で、まずはめでたい正月が来そうなニッポン見たいだが、本当にそうか?、それこそ雲海の中の街みたいな幻想的な風景にすぎないとカラカラ頭の老人には見えるのだが、この国のトップの人たちの頭は潤いすぎて脳ミソが(黄金色の洗脳液で)タップンタップンしているのではないか?、へへ。

1 year ago

何が「他人事」ではないかの選挙

 午後9時の時点ではNHKだけだが、群馬県高崎市長選は野党候補の挑戦者が現役市長を破って当選確実だと。自民党系知事とこれから大変だと思うが市民が背中を押して頑張って欲しい、税金面などでの優遇策が受けられなくなることも予想されるから市の運営に影響が出そうであの沖縄のように県にではなく直接市に補助金を配る自公政権のことだからきっと同じような意地悪な手を使うことがあり得る、ただ今回国民全体が自公政治のあからさまな反日政治に気付いたことから、そういうやり口がもう通用しない政治に変えないと日本そのものが世界で取り残されていくことは間違いないことを学んだはずで、日本全体を高崎市のように変えていくことが日本を救うことになる。支持率を見ると能登地震で一時戻りそうだったが、岸田政権の裏金対応が再び支持率を下げている、それは国民がもうその手には乗らないと固く心を決めている証拠でもある。国民が保守政治に苦しんでいるのは、今アメリカでも大統領予備選挙戦が始まっているが、アメリカが今や日本にとってけっして有益なことばかりの国ではなく、言いなりになっている自公政権では決して日本の未来は安全ではないことを、日本国民も理解し始めていると私は考える。というのもロシアーウクライナ、イスラエルーパレスチナ、そして対中国全部アメリカの政治から始まっていることを日本人も理解してきたからに他ならない。それから見てもこのまま日本の政治がアメリカの言いなりの政治を続ければどうなるか?、安倍晋三氏が台湾有事に核を使うことを訴えていた事実が何を意味するか、真剣に考えないとそれこそ他人事で済むわけがなく、広島、長崎の悪夢を日本は再び体験することになる。「戦争はダメだ」と他人事みたいに繰り返すだけでは戦争を回避できない、そのことを日本人は認識し始めていることが、高崎市長選挙に現れ始めた、と言える結果にしないと本当に日本は壊れていく。

1 year ago

ウクライナの汚職が世界を二分

 今国連での活発な論争が何を意味しているのかは皆さんご存じ、ロシアと北朝鮮の会談を機にウクライナが再び不安定な状態に陥っているがゼレンスキー氏はウクライナが負ければ戦争は世界戦争に広がるだろうと危機感をあらわにしている、それはこの危機を元に文字通り世界が二分しつつあるからで、グローバルサウスと呼ばれる中国、ロシアを中心とした中進国に新たに6か国が加わり、欧米の路線と対立する構図がはっきりしてきていることにある、それに加えて何と言ってもウクライナ政治の汚職体質である。それにはEUでさえ今では引き気味でいくらウクライナにカネをつぎ込んでもそれが政治家の汚職の元になってしまうのを嫌気が勝ち始めているからである。更にアメリカでは大統領の次男のスキャンダルや政府の債務上乗せの共和、民主の対立が物別れで政府機能のマヒによってウクライナどころの騒ぎではなく、国連総会でのゼレンスキー氏の必死の呼びかけにも熱心に耳を傾ける首脳の数はまばらという危機的状態にある。そんな中日本の岸田総理も(呼ばれて?)国連に出かけていき、国際協調?を世界に向かって呼びかけようと、今やアメリカの言うことしか聞かない日本の岸田氏がいくら国際協調を呼びかけても、それはアメリカに協調しろ、としか聞こえないだろう、その世界は今やアメリカに対して嫌気がさしているから、ウクライナ情勢も危機が増しているのに、日本でも先日再エネ発電事業を巡って政府メンバーが汚職で逮捕されたばかり、ウクライナとさして変わらない危機を擁していることを岸田氏自身は余り感じていない様子、21世紀の政治の在り方の認識は今や戦争まで左右する時代、岸田総理ももう少し肌に合った演説をしないとただバイデン政権同調追随演説(また無理難題【肩代わり無心】を押し付けられないか?)に終わってしまうと思うが・・・。

2 years ago

キノコ雲の傘は米、露どっちのが好き?

 G7は一体何の目的で広島に?、岸田総理は核廃絶を叫んでその目的をG7で主張したい、と語っているが米国の核の傘の下で安全保障を得ているという保守の主張との論理の破綻、更に米国のバイデン氏は対中国包囲網を築き上げるためにはG7の協力が是非とも必要で、その為に核の役割を否定することは不可能ではないかと韓国の大統領とは約束している、ロシアと中国が結束して西側と対抗している現状で、ロシアの主張する核による攻撃も辞さないというウクライナ大統領参加で次の戦争がウクライナで終結する見込みは事実上ほとんどない今の国際情勢ではG7が単なる西側のアメリカ内紛を世界対立仕立ての場で終わらせる可能性が濃厚だろう、何せ見ていても開催国の日本そのものが変わろうという気持ちは全く見えず、核廃絶など全く思ってもいないことは明白で、故安倍元総理が「核共有」をアメリカに持ち掛けた話の方がずっと国民には現実的だと思っているようにすら見える。つまりアジアで次の核戦争を、という要求を日本人自身が考えていることの方が、岸田総理の軍事費増強政策から見ても、現実的で、この国の自己否定の原理にも沿って右翼政治家たちはアメリカが対中強硬論をひっさげ核戦争も辞さない態度をG7で表明することを期待しているとさえ見える。それは決して絵空事ではなく、台湾有事には中国はともかく、ロシアはウクライナの次にもし台湾との対決が起きた時には核を持って参戦することはほぼ間違いない、勿論その時までプーチン氏がロシアの大統領に留まるか存命しているかにもよるが、ロシアの野心は次に何を狙っているか既に明らかで、しかも西側よりはるかに多くのG20の国では中国、ロシアの側に近いブラジル、トルコ、イランなどが少なくともアメリカ側にはつかないことは明らかになっている、そんな中で果たしてアメリカは対中強硬姿勢をどこまで貫くのか、これまで自国に不利益だと見るや手のひらを返すように態度を変えてきた歴史を持つアメリカが一国になる最後まで日本を守る約束を貫くのか、台湾有事に先ず日本をけしかける目的の今回のG7でもほかの各国、フランス、ドイツなどはその後はどういう態度を示すか、クァッドと呼ばれるインドを含めた対中包囲網は既に破綻して、事実上開催は無くなりアメリカの思惑は崩れている事実を日本国民は知っているのか?。核廃絶はおろか気が付けば太平洋で日本だけ独りぼっちになりかねない今度のG7に、岸田総理は一体何を賭ける?。大切なのは真実の見極めですよ、とかく捏造癖の強い右や左の旦那さま。

2 years ago

日本は残るか消えるかの時

 敵は外にはいない、それを認めない限り自民党(日本の保守政治)に明日はこない。安倍元総理を殺したのは外ならぬ内なる安倍氏自身(カルト)だということはもう誰の目にも明らかなのにそれを認められない今の日本社会だから行き詰っているのだ。日本を前に進められないのはそのせいだろう、このうちなる矛盾こそ本当の敵なのだ。タテ社会も序列社会ももぐらたたき(虐め虐待)社会も進化を拒否し過去に自分を引っ張り込む幽霊もすべてこのカルト洗脳制度をアベ保守国家体制が自ら持っていたから、安倍氏は死んだのだ、そのことを単に自民党だけでなく保守体制全般が認めそれを克服しない限り日本の体制はこれ以上前には進まぬ。それを今の政府自ら認め脱しない限り、日本に未来はない。持つべきは敵基地攻撃能力ではなく自らを脱する勇気そのものではないのか?。岸田総理、あなたの役目はそれを実行することでこのまま右往左往していると時期を失してしまう。これは日本が死ぬか生きるかを決することだ。今この時を逃したら日本にもうチャンスはないだろう。誰もそれを言い出さないから敢えて無名の私がそれを言おう。もはやこれ以上猶予はない、今日本は過去の過ちから抜け出さないとロシアの核攻撃の対象になって消えてなくなるだろう。その時が迫っていることをアナタは分からないか?。ウクライナの闘いは単なるヨーロッパの戦争ではない、人類の生きるか死ぬかの瀬戸際に来ている戦争そのものだ。それから逃れるためには自分を強くして非合理から抜け出し生き抜くための合理的目的を持たない限りロシア(共食い)に攻撃され世界から消えてなくなる以外道は無くなる。単に日本だけのコップの中の溺れるだけの闘いではないのだ。自ら生きるための合理的目標をもち、世界の中で存在価値を主張するための、これは闘いでありサバイバル戦争なのだ。【敵は本能寺(身内)にあり】だ、もはや「なぁなぁ、まぁまぁ(矛盾内包)」の時間稼ぎは許されぬ。それを実行できないのなら日本に未来はないことを自公政府は悟る時で、できなければあの一時世界に自慢だったガラケーの二の舞になりかねないが、アナタはどっちだと思う、そしてどうする?。

1 year ago

待ちに待った4年ぶり夜空に

 何と4年ぶりの花火大会、ハハ久しぶりに華やかな演出を期待して私も12チャンネルTVの前にかじりついてその時を待った。正直コロナでふさぎ切ったこの3年間、東京の一大イヴェントとあって楽しみもひとしおなのは多分私以外にも大勢心待ちにしていた人も多かった?、その期待はあふれかえる人人の群れが何より物語っていた。それだけ日本人にとって特に花火という仕掛けはさながら人の心を奮い立たせるすべての憂さを払いのける別の意味の台風みたいなものに違いない。そうしてその時が来た。順次打ち上げられる花火が徐々に人々の期待を盛り上げていく、次々と上がる花火に人々も4年間待ちに待った新しいものに期待しながら<さぁこの次はどんな花火?>と期待を寄せながら次を待った、ドンドンと胸に迫る大きな音とそして風にたなびく煙がごった返す人々に襲い掛かる中、どうしたことか数発は不発に終わるものがあり、<アレ?>と何か不安がよぎりだした、しかも4年前の花火と今目の前に上がる花火がほとんど変わらず新しい趣向が見られない、内心大きな期待が少しづつ凋み始める、それもその筈おそらく今打ち上げられているものは次の年に当然大会が開かれる予定だった筈の為に作られてあったその次の年(3年前)用の花火を流用したものに見えてきた、だからその花火は4年前のものとほとんど中身が変わらなかった。ずっと打ち上げられる花火を横目に私にはふと寂しいものがこみあげてくる、確かにこの3年間多くの業界はコロナの為に足踏みを余儀なくされてきた、その滞りを今各界は必死に取り戻そうとして、モノの値段も上げてこれまでの辛かった3年間を取り戻そうとしているのだ、と。それは無理もない、それが大きな負担となり今消費者に降りかかってきている、花火業界だって例外ではない、それを見て見ぬふりをするのが大人というものなのか。ただ確実にこれまで社会に蓄積されたモノがコロナ過によって無くなりつつあり、アメリカが拒んだコロナ患者を船から上陸させた日本政府の決断の結果としてそれは人々の期待を裏切ることにつながることは間違いないことだという現実。その現実が今この隅田川で私たちの目の前に展開されていることを、私たちはしっかりと受け止めなければ、それを事実として。

3 years ago

初めての夜

超越的現象学

ちょっと刺激的なタイトルではありますが、借りてきた猫、のことではありません、それにしても何もかもがよくわからないことは共通している出来事であることに変わりなく、そこにはベッドの下で目を見開いて相手の顔を不安そうに見ている猫の姿が似合う夜かもしれません(*´σー`)エヘヘ。そしてここから始まる新たな刺激にも興味津々。そんな夜をこんなタイトルにしてみました。今まで在籍したブログでの思いは取り合えず今夜は忘れて、新しいベッドの下の片隅から、どんな世界が待っているのかちょっと「猫をかぶって」明日の自分の<猫(豹)変>する姿を想像して、今夜は<おやすみなさい>。

2 years ago

10才の君へ

 こんばんは、今君は何を悩んでいるんだろう?。もしかして両親の不仲、当たりかい、そして君はまだ10歳の少年?、それとも少女かな。それは心配だな、君が一人前の大人になる前に両親がもし離婚だなんてことになれば大変だからな、わかるよ、ボクも君の年になる前に既に母親しかいなかったから、そしてそんなボクからのアドバイスをひとつあげよう、もしまだ君の両親が決定的に別れる前なら君が10歳の少年なら毎朝起きたら母親には「お早う、お母さん大好きだよ」と言うんだ、そして父親には「お父さんあなたは偉大だ」と。もし君が10歳の少女なら毎朝父親に「お早うお父さん大好きよ」そして母親には「お母さん、あなたは偉大よ」と18歳になるまで毎日言い続けるのさ。これを忘れてはいけないよ、もし照れ臭かったら君自身がこれに近い言葉を見つけて言うことさ、18歳になるまで毎日言うんだ。そうすれば君はその家で18歳になるまで両親と一緒に暮らせるだろう。そう高校3年生になるまでだ、そのあとは君自身がそれまでに大人になっておけば大丈夫だろう?。もしそれまでに両親の仲が良くなっていればね。というのも10歳の君が思っているほど両親は本当は大人じゃないんだ。それはディズニーランドに行けば君も分かるだろう?、彼らはみんな体だけ大人になる魔法(本当は集団洗脳というんだ)をかけられた中身は君くらいの子供なんだ。君もこれから学校でかけられるから気を付けるんだ。だから君が少し大人になって両親を大人にしてやるのさ、それが君が本当の大人になるまでの役目だ。しかも君に下の弟、妹がいればその子たちが10歳になったら同じことを教えてあげてくれ、実際今は大変な時代で両親も君たちを育てるのに大変なのは君も分かるだろ?、何しろこの国の大人たちはみな政治家も大人になり切れていない人たちばかりだから、自分のことをおもりするだけで精いっぱいの人たちばかり、それはTVを見ていればよくわかるだろ?。だから両親も大変なんだ。君も18歳になったらもう一人立ちできるように毎日心掛けておこう。そうすればそのあとは野となれ山となれさ。バイバイってね。でもこれだけ大人になり切れないところで君は大人になったら、両親の大変さも分かってあげられるだろう。その時は親孝行してあげればいいさ。じゃ頑張れよ、ボクの言うことを分かれば君はもう立派な大人さ。

1 year ago

 同じ穴のムジナ

 岸田総理は「自民党は変わらなければ」と言うが一体何をどう変える気でいるのだろうか、もう細かいことは私も言う気にもならないが政治を変える為にはそれなりの変える為の基本思想が必要なのではないか、ハハ。カルトにどっぷり浸かり反日政治を何十年も繰り返し政策に盛り込んできた保守政治を変える為には確かな政治思想がなければ無理だろう。明確な国家建設の基本がなければぼんやりと、変わらなければ、なんて口バカ(り)総理と罵詈雑言の対象になるだけで終わる。日本には欧米のような強い国家思想など初めからない、というのも隣国と常に境界を争ってきた経験がない国に国家意識など生まれる筈もない、そんな中で18世紀から突然欧州が強い国家意識を携えアジアに攻め込んできて、植民地化されて苦しんだ経験から日本も国家意識に目覚め欧米の国家意識を真似て軍国国家を作ってきたが、所詮それは真似事にすぎなかった。すべてが真似事で基本ができていない国に政治思想など生まれる筈もなく、むしろこの21世紀は欧米自身が強すぎる国家意識に苦しめられている結果が今の人類の危機を招く二つの戦争になっていることは、冷静にモノを見る人間なら誰しも分かることだ。人類は本当にこんなにも強い国家意識が必要なのだろうか?。それがむしろ人種差別や反目陰謀論などを生む契機となっていることは間違いない、自民・統一教会カルトが反日犯罪の結果国家品質の劣化、少子化国家縮小には御咎めなしの内向き意識なども一種の国家意識といっても良い(その歴史を認め脱却しない限り日本の再生はあり得ない)。しかしこの小さな地球を壊してまで人類は生き延びられるほど深い知識も持ち合わせてはいない、されば強い国家意識などむしろ人類を滅ぼし、AIに人間不要認識を持たせる結果にしかならない、と私は考える。ロシアもイスラエルも国家意識の過剰な否定の論理が今非情な人間殺戮になって人類の危機になりつつある。日本もこの否定の論理から抜け出すためには、根底から国家意識を変えなければやがて彼らの仲間入りをすることになる。単に自民党だけでなく、日本人そのものが根底から縄張り(国家、人種)意識を変えないとロシア、イスラエルの戦争(自己否定)は他人事ではなくなる。<結局21世紀の戦争は自国を破壊(分断)する>。

3 years ago

危機はウクライナだけ?

超越的現象学

 ガソリンの値上げが騒がれているが、最近の食品、日用品など身近なものの値上がりが凄まじい、それもそのはずで円安がすでに122円を超え日本の場合エネルギーだけでなく食品や生活必需品のほとんどが輸入に頼っていて、これほど円安になれば輸入品より国産品の方が安くなるはずだが、悲しいかなモノづくりの工場はほとんど海外に移転または下請け化して、国内では作られていない。おそらく日本政府はそれを国内回帰を頼みに円安を放置しているところもあろうが、果たしてモノづくりの国内回帰は思い通りにいくのか?。それというのも凄まじい国債発行で円高にしたくとも利上げすれば忽ち国債の利率が上がり利払いだけで日本経済は破綻しかねない状況に追い込まれていて、ロシア同様ルーブル安を笑っていられる状況にはない。むしろロシアは輸出するエネルギーをルーブル支払いに転換してルーブル保護に回れるが日本の場合ドル以外決済の方法がない、3月は各企業の春闘回答が出そろうが、賃上げは1.4㌫にとどまり到底政府の診こす3㌫には及ばず、物価の値上がり2㌫にも追い付かず今年も実質国民所得は下がり続ける公算が強い。今岸田総理はG7で欧州に出かけているが、日本政府の政治はすべからくG7はじめ外国政府の後からそれに追随する手法を取り一見危なげない手段をとっているように見えているが、他に先んじて自らの立場を守る手段としては果たしてどうなのか?。その結果が今の円安大規模借金財政になっている。これでも国を安全に保っている状態といえるのか。少なくとも私にはそうは見えない。今回のウクライナ危機でも遠い国の戦乱だと思っている人が多いが、今の日本政治の在り方は自ら危険を呼び込む姿勢を持ち続けていることは、フランスのリベラシオン誌の風刺画ではないが日本の保守政治の否定原理(アベ政治元祖ロシア式プロバガンダ)を(それが日本社会の虐め虐待、人格否定の誹謗中傷に繫がっている)考えれば、決して他人事では済まないと見える、すでに経済状態は危機に突入しているとみても不思議ではない。この円安物価高にして国民の収入は下がる一方でそれを止める手段を日本政府は持ちえない。しかも政治と業者による利権縄張り意識により肝心のエネルギー転換が進まず、今も電力危機が毎日政府自身の口から叫ばれている。これで国民に安心して毎日生活できるといえるのか?。それでもこのまま保守政治を続ける自信が今の政府にはあると?。

 23日の演説の中でゼレンスキー氏は日本をアジアのリーダーと呼んで(読まされて)いたが、ことあるごとにアジアのリーダー達は中国に集まるが日本に一度として集まった経緯などはない、そもそもG7を世界のリーダーと誰か認めているのか?。アメリカは既に自ら世界のリーダーから降りたハズではなかったのか。ただアメリカにくっついているだけの国をアジアはリーダーとは認められないだろう。ロシアによく似た戦争好きな国としか見ていないのではないか歴史の経緯を見ても。アジアの真のリーダーになりたければ今の中国を変えるくらいの実力を持たなければ真のリーダーとは言えない、ただアメリカにくっついてお裾分け(経済、軍事)をおねだりしているようでは、真のリーダーにはなれまい。それには何より保守主義の「脱亜入欧」の欧米コンプレックスから抜け出す必要があり、アジアの一員であることをアジア各国に納得させる必要があろう。いづれにしても、これまでの生き物の歴史の流れをみると、人類の種としての繁栄のピークは過ぎたのではないか、この後共食いによって絶滅するのか、それを生き物として初めて乗り越えられるのかは人類の知恵の在り方に依るのではないか?。

henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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